社交ダンスを教えるということ

2017-05-21
(第3771話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(12)~ミーティング復活!?!?~ 

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3767話の続きです。
ここからは
ジュンコ先生と、
霧島エレナちゃんの対談で、お話を進めよう。
(第1049話参照)
テーマは、
「人を育てる・教師を育てる」

 

エレナ
「ヒデ君の練習会、参加させてもらったけど、
(第3744話参照)
すごく良かったです!
ジュンコ先生も褒めてましたよね」

 

ジュンコ先生
「ええ。
これまでの体験が活きていた。
姫路での月1音楽体操や、
神楽坂・練習会・・場数を踏むことで、
力がついたのね」

 

エレナ
「そうか!体験ってすごいんですね!
ヒデ君ではなく『ヒデ先生』って感じでした。
教え方も、身構えず、とても自然。
しかも、言いたいことは迷いなく、ドーン!
『コレさえ、やれば、上手くなれる』
という点が、
簡潔にまとめられていて、
わかりやすく、
内容に一貫性がありましたもん。
もう、ヒデ君には『存在のための教育』はいらないですね。
(第3766話参照)
『手取り・足取り』卒業ですね!」

 

ジュンコ先生
「ところが・・・
また、ミーティング復活、なのよ。
厳しい時間を、過ごしているわ」

 

エレナ
「え〜?
どうして?」

 

ジュンコ先生
「ヒデ君自身が、
さらなるレベル・アップを望んでいるからでしょう。
っていうか“後輩”が、たくさんできたから、ね。
“先輩”としては、
もっと『存在』をしっかりしないと、ダメね」

 

エレナ
「後輩って、ユニバーサル・ダンス教師の方々?」

 

ジュンコ先生
「ええ、そうよ」

 

エレナ
「あのぉ、
今、
『もっと存在をしっかりしないとダメ』
と、言われましたが、
それって
『考え方をしっかりしないとダメ』ということですか?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
教師としての考え方、ね」

 

エレナ
「教師としての考え方・・・
私の受けたあの授業、どこがいけなかったのですか?」

 

ジュンコ先生
「授業自体は良かったわ。
構成も、内容も。
素晴らしい出来だった。
でも、残念ながら、考え方が NG
危険なの」

 

エレナ
「危険!?」

 

ジュンコ先生
「さっき、エレナちゃんが、
指摘していたわ」

 

エレナ
「へ?」

 

ジュンコ先生
『コレさえ、やれば、上手くなれる』
という点が、簡潔にまとめられていて、
わかりやすく、内容に一貫性があったって」

 

エレナ
「それは、いけないことなのですか?」

 

ジュンコ先生
「単体の授業としては、悪くないわ。
参加者の方々にとっても、良かったと思う」

 

エレナ
「そう思います。
みんな、一気に上手くなったもん」

 

ジュンコ先生
「そうね。
でもね、長い目で見たら・・・ダメなの。
伝える側、教師としての考え方が良くないから」

 

エレナ
「エ〜!?
わかんない。
考え方のどこがいけなかったのですか?」

 

ジュンコ先生
手っ取り早く上手くさせよう、という考えよ」

 

ミニ・ミニ ボイス

“100”プラ終了!
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

たくさんやったねぇ〜。
カンタービレ・ワルツ
RAP
BIC
トカゲ体操
ピクチャー・ポーズ・ループ
ウォーキング・ルンバ
“10プラ”クィック・ステップ
ファイヤー・パソドブレ
そして、
バイラ・サンバ!!

一言アドバイスで、ゴロッと変化する。
スゴイ!
実力がついてきたんだね。
皆さん、
「ダンス人生の転機」だよ!

それから・・・
3762話下、ボイスのこと。
実は、ミキヒコさん、
お兄さんが亡くなられたのです。
お兄さんはミキヒコさんの
「超・キーマン」だったこともあり、
色々大変!
が、ようやく、落ち着きを取り戻しつつ・・・

ウチら3人ともに「人生の転機」です。
この先が、楽しみです。

 

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