社交ダンスを教えるということ

2017-05-22
(第3772話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(13)~手っ取り早く上手くさせようは、NG~ 

月例ワークショップ東京ユニプラ東京ラテン専科東京スタン専科などの詳しい情報は、

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ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

ジュンコ先生
「長い目で見たら・・・ダメなの。
伝える側、
教師としての考え方が良くないから」

 

エレナ
「エ〜!?
わかんない。
考え方のどこがいけなかったのですか?」

 

ジュンコ先生
手っ取り早く上手くさせよう
という考えよ」

 

エレナ
「ってことは
『コレさえ、やれば、上手くなれる』
と打ち出したのが、良くないと?」

 

ジュンコ先生
「広告のキャッチ・コピー的に、
興味をひく意味においては、問題ないけど、
実際、社交ダンスは、
『コレさえ、やれば、上手くなれる』
というものではないからね」

 

エレナ
「そりゃぁ、そうかもしれないけど、
生徒さん側からしたら、
できる限り早く上手くなりたいですよね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
ワタシもその気持ちは一緒だわ。
だから、
『コレをやれば上手くなれるよ』
というジュンコ・メソッド・アイテムはたくさんある。
理論や考え方、造語も、膨大にあるわ(笑)
それをアイデアという形で、提案している。
でも、それが、多すぎるってことで、
『コレさえ、やれば、上手くなれる』
と、まとめてしまって、
決定打!!ドーン(笑)
生徒さんは、
一気にそれをめがけて走りだす・・・
それは、ヤバイ」

 

エレナ
「うーん、なんか、分かる気はするけど。
でも、ジュンコ先生も、レッスン中に、
決定打!!ドーンみたいなこと、
教えてくださるじゃないですか!?
先生の一言アドバイスで、
教室の空気が一変する・・・
アレとは、どう違うのですか?」

 

ジュンコ先生
「根底にある考え方が違うの。
手っ取り早く上達させようと、
言っているわけではないのよ」

 

エレナ
「ヒデ君は、本当に、
手っ取り早く上手くさせようという考えがあったのですか?」

 

ジュンコ先生
「ワタシとのミーティング中に気づいたようね、
そういう考えだったことに。
『手っ取り早く上手くなってもらえる』
自信もあったって・・・。
まぁ、ヒデ君自身の体験を踏まえているので、
まんざら“誇大広告”でもないんだけど(苦笑)」

 

エレナ
「そうですよね。
ヒデ君、かなり早くから
『ダンスの本質』とか
『上手くなる極意』をつかんでいるって感じですもん。
だから、説得力ありました・・・
あぁ、やっぱりまだよく分からない。
もう一度、伺います。
なぜ、教師が『生徒さんを手取り早く上手くさせる』
という考えは、ダメなのですか?」

 

ジュンコ先生
「気づきが少なくなるから、よ」

 

ミニ・ミニ ボイス

“大阪”ワークショップ
「競技スタイル・タンゴ」
いやぁ、たいしたもんだ!
拍手!
バイブレーション伝達も、楽しかったね。
新時代に突入です・・・

昨日の“100”プラから続きでご参加くださった皆さん、
ホンマお疲れサマ!
ん?
背中が、バリバリ!?
迎え酒に、トカゲ体操、効きますぞ。

さて、ワタクシは “東京”です。
朝5時起きだぁ〜!!

 

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コメント1件

 sugichan | 2017.05.22 22:29

大阪での週末の2日間、めっちゃ集中して充実した時間を過ごすことができました❗
大阪メンバーの皆さんいつもありがとうございます❗
100プラの後の男子更衣室では琵琶湖レジャーの話に花が咲きました(笑)
琵琶湖の花火見てみたいわー(^_^)

競技スタイルタンゴいいっす❗
どんどん行きましょう❗

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