快刀乱麻クリニック
2016-04-17(第3372話)快刀乱麻クリニック ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ズバリ!ワンピースで踊るには!?(34)~ファンクショナル・ライン〜
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筋膜ライン紹介の続き。
ジュンコ先生
「カラダにある筋膜ラインの紹介、次は、
『ファンクショナル・ライン』よ。
別名『機能線』
ファンクショナル・ラインは、
カラダの前面と後面にあって、
それぞれ、
一方の上腕骨と反対側の大腿骨をつないでいるの。
つまり、右腕と左足、
左腕と右足とをつないでいるのね。
カラダのたすき掛けの動きに使用する・・・という点では、
スパイラル・ラインと似ているんだけど、
(第3367話参照)
このファンクショナル・ラインは、
カラダのかなり表層にあって、
いわゆる、アウターマッスルをつないでいる。
それが、他のラインと違うところで、
姿勢を維持するために使用されることは、
ほとんどないと言われている。
日常における色んな動き、
スポースなどをするときなどの、
いわゆる活動時によーく使っているラインなのよ。
もちろん、ダンスをする際も、ね。
美しい動きを作ってくれる
機能的な上着って感じ」
エレナ
「だから機能線なのですね」
ジュンコ先生
「そうね。
カラダの後ろでは、広背筋から腰、
この腰のところで交差している。
そして、大臀筋(おしり)から、腿の外側へ。
前では、大胸筋から腹直筋、
恥骨のところで交差、内転筋へ。
おなじみのアウターマッスルが多いでしょ。
そういえば、
ワタシね、最近、
機能線レベルが上がったと感じているの」
エレナ
「へぇ、それはどういった感じなんですか?」
ジュンコ先生
「広背筋と腹直筋がしっかり機能し、
腕とのつながりが強化できたことで、
より『四つ足』で動けるようになったの」
エレナ
「おぉ!ってことは、
機能線は四つ足なのですね!」
ジュンコ先生
「そうね(笑)
これは、ポスチュアー・キュアという、
姿勢作りエクササイズの効果ね。
特に、広背筋の筋膜状態が良くなったと感じる。
ダンサーにとって、広背筋の活性化は、
とっても大事なことよ。
でも、広背筋単独ではなく、
筋膜つながりで、鍛えた方が絶対いい。
実践向きね」
エレナ
「筋膜つながりとは、
腕と脚の機能をうまく連動させるラインなのですね」
ジュンコ先生
「そういうことね。
それに、
ジュンコメソッド的には、
まず、インナーにあるファンクショナル・ラインの
正常化をはかることが大事ね。
それが整ってきたら、
アウターにあるこの機能線強化へ、
という順番がいいわ」
ミニ・ミニ ボイス
“ゼロプラ”終了。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
特別な“ゼロプラ”だった。
熊本の仲間のことを、ずーっと想いながらのレッスン。
生きていてくれて、本当にありがとう。
いろんな感情が入り混じるが、レッスンに託している。
頑張れ。
がんばれ。
ガンバレ。
自分に何ができるのか、問うている。
いつでも、スタンバイ、している。
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