エッセイ

2018-07-18
(第4195話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(174)~ダンス・レッスン変遷~

前回の続き。

シーン3夢解き、ジュンコ編だ。

ここでの、最大のポイントは、
「ヒデくん」が、ワタシの守護・指導霊の暗喩だってことだ。
最初に、わかった時、スゴッ!って叫んだものね(笑)
でも、この暗喩が解けなかったら、
シーン3ジュンコ編は、全く進まなかったろう。

なぜ、翻訳できたのか?
それは
ヒデくんの誕生日が、6月6日。
(第4019話参照)
「6」という数字が「ボス」の暗喩だからだ。

霊夢の中でのヒデくんを
「ワタシの守護・指導霊」と、変換しながら
夢解きをやっていくと
そこに見えてきたのは、
ワタシの「ダンス・レッスン変遷」だ。

ヒデくんが、ワタシのために、雑炊を作りだす。
材料は「もらいもの」
だし、白飯、肉、わずかな具材(内容は不明)
料理のシーンはなし。

「ヒデくん」を「ワタシの守護・指導霊」
「雑炊」を「ダンス・レッスン」とすると、

「ワタシの守護・指導霊」が、
ワタシのために「ダンス・レッスン」を作りだす。
となる。
前リーダー&主人だったニヒルくんと別れ、
一人でレッスンをやり始めた頃のことを指している。
「ワタシの守護・指導霊」が、ワタシ用に、
新しくダンス・レッスンを下ろし始めたということ。
それまでのワタシは(ニヒルくんに)依存していた。
一人になり、自立への道を歩み始めたワタシ。
大変な時期だった。
ニヒルくん時代の生徒さんは、ほぼ全員受け継いだ。
ダンス・レッスンの内容、
つまり「材料」も、ニヒルくん時代と一緒・・・
「カラダの内側を感じる」
「音楽を大事にする」
「力を抜く」
「重力を利用する」
「自分と向き合う」etc.
こーいうレッスンは、ニヒルくんのお得意分野だった。
だもんで、シングルになっての最初の方のレッスンは、
すべて、
ニヒルくんからの「もらいもの」を活用していたってわけ。
ただし、正確には
「ニヒルくんの守護・指導霊からのもらいもの」
なんだろうけどね。

だし、白飯、肉、わずかな具材(内容は不明)

「もらいもの」を活用しつつも、
ダンスの本質部分を大事にしつつ、
頑張ってレッスンしている様子を指す
「材料」が描かれている。
雑炊の最低限アイテムの
「だし、白飯」が、ダンスの本質を指す。
「肉」は、競技スタイルのフィガー、テクニックの暗喩。
「わずかな具材(内容は不明)」は、
その他、当時勉強していたモロモロ(解剖学など)を指す。
たくさんの知識は得たが、
呼吸や、インナーマッスル、気(エネルギー)など、
目に見えないもん、しかも????なエリアだったため、
霊夢では、
わずかな具材(内容は不明)となっているところも面白い。

料理のシーンはなし。
実は、これも意味深。
雑炊を料理している=ダンス・レッスンを作っているのは、
ワタシではなく、「ワタシの守護・指導霊」なので、
料理シーンはない=その姿は見えない
ということなのだ。

ここまでで、
今の「ジュンコ・メソッド」の基盤が作られた時代が描かれている。

で、「ジュンコ・メソッド」の基盤は作ったものの
「卵」がないと気づき、ヒデくんが冷蔵庫で見つける・・・
というシーンに入っていこう。

最後に、卵がないと気づいたが、
ヒデくんが冷蔵庫で見つける。
2個の賞味期限ギリギリの卵。
「な、あったやろ!?」と自慢げ。

「卵」は、
今までのレッスンをつなぎ、
仕上げていく段階での「パートナーシップ」
また、
「ジュンコ・メソッド」を形にし
世の中に向け送り出すための
「企画」また「事業」そのものも指す。

さぁ、ここからが面白いのだが・・・

「ワタシの守護・指導霊」「卵」を見つけた!!?

見つけた場所は「冷蔵庫」
しかも「2個の賞味期限ギリギリの卵」

次回、
それぞれの暗喩を解いていこう。

 

ミニ・ミニ ボイス

ちょっとした、心あたたまるお話。

定宿にしているホテルのチェック・アウト後、
タクシー乗り場にて
「あれれ?
お見送りのスタッフ、どーして多いの?」

フロント、マネージャー、ドア・アテンダント・・
数人が、柔らかい笑顔でワタシを取り囲む。
と、
顔なじみになっていたドア・アテンダントが、
つかつかと歩み寄り、
「実は・・・7月をもって、
このホテルを退職することになりました」

え〜!?
そーなのぉ!?

10月新規オープンする外資系のホテルにいくという。
「お会いできなくなるのが、寂しくて・・・」
今にも、泣き出しそうな表情だ。

この間、ヒデ君に会った時、話す機会があったが、
どーしても、切り出せなかったという。

30代前半、
日焼けの似合う、爽やか、イケメンの彼。
新婚さん。
この4月、初・子供誕生で「イクメン休暇」をとっていたよな。

イケメン君とワタシとヒデ君
単に、ドア・アテンダントと宿泊客という関係だった。
が・・・
「お帰りなさい」
「行ってらっしゃい」
つかの間の「ふれあい」を通し、
確かなる「絆」は育まれていったようだ。

いつしか、ワタシもヒデ君も、
そして、イケメン君も
ホテル玄関で、いつも「互い」を探すようになっていた。
姿を見つけては、駆け寄り、
ザザッと近況報告をすることもあった。

「そう、いなくなっちゃうのか・・・寂しいなぁ」

新ホテルでは、
内部スタッフとして開業準備から携わるという。
夢を持っての、再出発のようだ。

頑張ってくださいね、と、
右手を差し出した。
イケメン君は、一瞬、後ずさりしたようにも見えたが、
うやうやしく手袋をとり・・・
周りのスタッフたちが、温かく見守る中、
握手。

「泣きそうです・・・」

タクシーの中で、いただいた手紙を開いた。

驚いた。

想像していた以上に、
ワタシとヒデ君への想いがあったようだ。

「最初に、お会いしたのは
2014年でした。
まだ、僕は新米でした」

そこから、色んな“歴史”が、彼視線で書かれていた。
「勝手ながら、お二人にはたくさんの思い入れがあります。
忙しい時や気持ちが落ち込んでいる時に、
すごく良いタイミングで
ホテルにいらっしゃり、
僕の気持ちを明るく潤してくださいました」

手書き。
誠実な美・文字でたくさんの感謝の言葉が綴られていた。

実を言えば・・・
このホテルでの“歴史”は、
ワタシの「東京レッスン」の“歴史”でもある。

忙しい時や気持ちが落ち込んでいる時に、
癒し、元気づけてもらったのは
他ならぬワタシの方だ。

ワタシは、
このホテル、そしてスタッフの方々に、
ものすごく感謝している。
ただならぬ縁にも感謝している。
(第3542話参照)
神楽坂に居を構えてからも
「おこもり・仕事」に向かうのは、
その感謝の想いがあるから・・・。

ワタシは、
ホテルとスタッフの方々が大好きなのだ。

「僕は、お二人が大好きです。
ホテル・スタッフのみんなも、そう言っています」

タクシーの中で泣いてしまった。

「僕はこれからも、
このご縁を是非ともつないで大切にしたいと思っています」

名刺にアドレスが書かれてあった。
ヒデ君に手紙を渡した。
と、しみじみ、こう言った。
「あの話をしたのが、最後になったんか・・・」

どんな話?

「セミがこっちに向かって飛んでくる話。
彼は、
ここのホテルの庭では、
カブトムシやクワガタも、
飛んできますよって、言うていたわな」

きっと
イケメン君との
ご縁は、続く・・・

新たな関係が、楽しみだ。

 

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2018-07-18 | Posted in エッセイNo Comments » 
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