（第5597話）東京・シリーズvol.70　8期目・第4回“東京”月例ワークショップ（2）～なぜ、ワルツに見えないの？〜

レッスン案内, ワークショップ, 東京・シリーズ

2022-05-20
（第5597話）東京・シリーズvol.70　8期目・第4回“東京”月例ワークショップ（2）～なぜ、ワルツに見えないの？〜　　　

「快刀乱麻ワークショップ」の詳しい情報は、

コチラへどうぞ

月例ワークショップ＆東京ユニプラ＆東京ラテン専科＆東京スタン専科などの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

月例ワークショップ、リアル・レポート、続きです。

リポーター
「レッスン開始前、練習時間です。
カンタービレ・ワルツ
皆さん、カップルになって、
思い思いに練習をされています」

「そんな皆さんに向かって、
ジュンコ先生、意味深な雰囲気で、そっと、声を発しました。
『それは・・・カンタービレ・ワルツ・・・』
皆さんの踊りが、ぱたり、止まりました」

「『何を踊っているのか、見て、わからない！？』
『何か、変なのか？』
苦笑？
失笑？
皆さん、自分のことを笑っている！？
明るく面白い、和やかな空気が教室に流れています」

「ジュンコ先生の解説です。
ワルツは、スイングダンス。
スローフォックストロットよりも大きなスイングを起こす。
ライズ＆フォール（ロゥア）が、特徴的。
皆さんの踊りは“フラット”高低差がない」

「ジュンコ先生、その昔、
世界チャンピオンに
ワルツ・レッスンを受けた時のエピソードを続けます。
それはそれは、驚くほどの、ライズ＆フォールがあったこと。
でも、一緒に踊っていて、非常に安定していたこと・・」

「ここから、自然な流れで、
前回、前々回ワークショップの復習が、始まりました。
腕を使った『スイング運動』です。
両手を左右に大きく振り、
振り上がったところで、ややストップ。
重力をうまく利用したスイング運動。
原理は、加速と減速。
そこから生まれる、振り上がった時点の静止状態。
ここがライズ。
低くなる部分は、フォール」

「このくらいの高低差があるものなのか、
と皆さん、納得、体感されています」

「ジュンコ先生は言います。
『スイング運動をしながら、
ライズ・バランスで足をクローズさせる・・・
これもワルツの特徴です。
では、なぜ、足が、クローズするのか？
それは、カラダのある部分が、活性化し、
ちゃーんと働いているから。
さぁ、どこの部分でしょう？』」

「なかなか、答えができきません。
ジュンコ先生は言います。
『さぁ、誰が働いてくれているのでしょう！？
かわいそうに、その子、
気がついてよぉ〜って叫んでいますよ。
ほら！ほら！って』」

「ようやく、答えが出ました。
内転筋
内腿にある筋肉・・・足を内転させる筋肉。
クローズさせる時に、知らず知らず使っているとのこと」

「皆さん、いきなり、大股を広げ（笑）
“内モモさすり”が始まりました」

「まだ、練習時間のはずですが（笑）
すごいレッスンに突入していきました。
あらゆる部位の『触れ、さすり』が始まったのです！」

今やっているスイング運動・・・
この動きだけで、１日、
ワークショップができてしまうぐらい、含蓄が深い。
フォーカスをチェンジするだけで、いか様にでも学べる」

“独り言”とはいえ、皆さんに、
聴こえるような大きな声です（笑）
『前回、習ったことを、
今、ちゃーんと練習されているのでしょうか〜』
『確か、前回、内転筋のこと、習ったんですよね〜』
『ピクチャー・ポーズには、内転筋、すっごく、使いますよね〜』
『今 “内転筋さん”目覚めている人は、いるのでしょうか〜』

「皆さん、声を聞きつつ、笑いながら踊られています」

「パートナーチェンジの声がかかりました。
続いて、ジュンコ先生による、
『前回のワークショップの復習』が始まりました」

「内転筋を使って踊る感覚・・・
これは、ガバッと２つに割る感覚・・・
お相手と、立体的に組み、踊ることができるそうです」

「と今度は、
皆さん、フロアーに腰を下ろし、
自分の脛骨（けいこつ）や内転筋を
擦ったり、摩ったり・・
こうすることで、脛骨、内転筋が、
目覚め、使いやすくなるそうです」

「立ち上がった皆さん、
今、行った“施術効果”に驚いています。
ものすごく、楽に立てる
床を近く感じる
足裏まで、ピタッと来る・・
非常に良い感触のようです」

「特に、脛骨に触れ、摩る、擦るの効果は、絶大！だとか。
皆さん、ダンスに戻られましたが・・・あぁ、見違えました。
非常に、楽に踊られているようです」

「課題曲『アンダンテ・カンタービレ』
が、かかりました
組数を分けて、踊られます」

「私の目には、お上手！！と映っていますが、
ジュンコ先生は、やや厳しい目で見ていらっしゃる様子です」

「ジュンコ先生の目線を追っていますと・・・
むむ？下半身に注目！？」

「ちょっと、お話を伺ってみましょう。
ジュンコ先生、
皆さんのダンスのどこに着目されてるのですか？」

ジュンコ先生
「ヒザ、よ」

リポーター
「ヒザですか？！
今日、ひょっとして、今日のテーマは、ヒザですか？」