（第4592話）東京・シリーズvol.42　５期目・第7回“東京”月例ワークショップ（2）～パソドブレ・フィナーレ＆ラテン的体重移動・発展〜

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2019-08-19
（第4592話）東京・シリーズvol.42　５期目・第7回“東京”月例ワークショップ（2）～パソドブレ・フィナーレ＆ラテン的体重移動・発展〜

「快刀乱麻ワークショップ」の詳しい情報は、

月例ワークショップ＆東京ユニプラ＆東京ラテン専科＆東京スタン専科などの詳しい情報は、

月例ワークショップの報告ならびに、
次回の告知続きです。

ジュンコ先生
「パソドブレは“進化系の人体”を
手に入れるにはもってこいなのです。
そのスペシャルな恩恵を受けるには
『本気で踊ること』が、ポイントとなります。
正しく本気で踊るには・・・
『パソドブレの２大特徴をキチンと捉え、
その相乗効果を活かす』
これこそが、大事なのです。
今回、月例ワークショップでは、
この辺りをどーんと取り上げました」

リポーター
「パソドブレの２大特徴とは？」

ジュンコ先生
「スパニッシュとスタンダードです。
言い換えれば、
パソドブレらしく踊ることと、
縦横無尽な“背骨の変化”による
体重移動を楽しむこととの共存です」

リポーター
「縦横無尽な“背骨の変化”による体重移動！？
縦横無尽とは“自由”で
“思う存分”という意味ですが・・・」

ジュンコ先生
「ええ（微笑）
それを目指してもらっています」

ヒデ
「『体重移動は、直線的な感覚ではなく、
もっと複雑だ。
背骨やそれにくっついているパーツに、
タイムラグ（＝時間差）が、相当あるものだ』
といったジュンコ先生のアドバイスと、
ダンス見本で、みんな、激変したな。
背骨のうねりや、ズレも、
すべて体重移動感覚だって、気づいたんやな」

ジュンコ先生
「そうね。
パソドブレって、
直線的なイメージがあるけれど、そうではない。
もっと、流動的かつ立体的なダンスなのです。
今回、一つひとつのアクションについて、
かなりじっくり見直したので、
イメージは、相当、変わったと思う。
“進化系の人体”特有のいい動きも、
随所に見られたわ」

リポーター
「“進化系の人体”特有のいい動き！？
それは、具体的にどういった動きですか？」

ジュンコ先生
「呼吸感、浮遊感、そして、
高貴さや力強さがある動き・・
これらは、たくさんの繊細な配線（ライン）が、
コミュニケーションしている動きなのです。
少し、アドバイスするだけで、
そういった動きができる方が非常に増えました」

リポーター
「それって・・・美しい動き、
なのでしょうね！」

ジュンコ先生
「はい。
特別な存在感を身にまとっているような動きですね」
（第4579話参照）

ヒデ
「みんなが、コントラクションを体験している姿が、
まさに特別な存在感やったな。
オレ的にも（コントラクションが）ヒットした。
今までの配線が繋がり、活かせるようになったように思う。
これで、脚の弱さを克服できる・・・
そんなふうに思ったけど、あってる？」

ジュンコ先生
「正解よ」

リポーター
「コントラクションとは？」

ジュンコ先生
「収縮、縮小アクションです。
エネルギー操作の一種です。
ベースとなるアクションですが、
誤解も多く、力みやすいものです。
（コントラクションの詳しい解説等は、
おいおいブログにて発表します）
ツリタレ・レベルと、
コントラクション・レベルは、比例するため、
ツリタレで骨盤が前傾になってからの方が、
コントラクションとの融合がスムーズです。
ヒデくんは、その融合がスムーズにできたようね。
NETのスパイン・ウェーブのおかげもあるのかな。
（第4581話参照）
メンバーの皆さんも、直感で
『これ（コントラクション）は、
この先、重要度が増してくるアクションだ』
と、捉えた方が多かったように思う。
さすが、ね」

ヒデ
「でも、ラストの“ラテン的・体重移動”は、
ショックやった。
まだまだ、カラダのつながりがないエリアがあるんやな、
ナチュラルな動きが、できていないんやな、と、気づいた。
ダンスの基本って深いなぁと知った」

リポーター
「ルンバを利用して、
超基本をされたそうですね」

ジュンコ先生
「はい。
皆さん、手こずっていましたね（微笑）
新鮮だったとも思います。
また『こういう基本を知ることで、美しく、
かっこいいルンバに成長していくんだ』
期待感も抱かれたようでした。
超基本の世界・・・
これも、アンノウン・テリトリー（未知なる領域）が満載です。
焦らず、時間をかけて育てるプロセスを
楽しんでいただければと思っています。
“ラテン的・体重移動”は、
次回も、引き続き行い、発展させていきます。
さらなるアンノウン・テリトリーが
展開されていくので、おもしろいですよ」