（第4082話）第37回読者限定ワークショップ　クイックに学ぶ、クイックで学ぶ（1）～アシ・コシのコミュニケーション〜

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2018-03-27
（第4082話）第37回読者限定ワークショップ　クイックに学ぶ、クイックで学ぶ（1）～アシ・コシのコミュニケーション〜　

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５月の“大阪”ワークショップの告知をさせてください。

その前に、遅ればせながら前回のお礼を・・・

第３６回
社交ダンスが上手くなるということ
読者限定　ワークショップ
〜スローに学ぶ、スローで学ぶ（３）～
無事終了いたしました。
ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

競技スタイル・ダンスは「美」の追求でもある。
「テンション」は、
その「美・スタイル」に大きく関わるテクニックだ。
「テンション」とは「張り」
見た目においては「余りなく、ピンと張った状態」だ。
このテクニックは、思いの外、難しい。
正しく行わないと、多大な“リキミ”を生じてしまう。
また、このリキミは、
以下の２つのコミュニケーションを非常に悪くする。
相手とのコミュニケーション
音楽とのコミュニケーション
外側だけの薄い、コミュニケーションにとどまってしまうのだ。
だが、相手や音楽との深いコミュニケーションを重視すると、
形が崩れやすい。

ゆえに、
テンションとコミュニケーションの“共存”は、難しい・・・

これって、長きにわたる
ワタシ自身の「ダンス人生・テーマ」でもあったんだな。
テンションとコミュニケーション
絶対、両方、手に入れたい！
そういう思いで「ダンス人生」を過ごしてきた。

あきらめないで、良かった・・・
今、しみじみ、思っているよ。

さて、テンションとコミュニケーション
両方を手にいれ、相乗効果を持たせるには、どうしたら良いか？
それが、今回、ワークショップで行った提案だ。
「筋膜スイッチON！」

筋膜は、テンセグリティのテンション・バランスを持ち、
（第1634話参照）
しかも、コミュニケーション能力も、非常に高いからだ。
（第3989話参照）

正しく、筋膜スイッチON！できた状態では、
以下の１０項目が満たされる、と紹介。
１　カラダの中にスキマができる
２　テンションの連続性、つながりを感じることができる
３　呼吸感がある
４　カラダが左右２つに割れ、使い分けることができる
５　インナー・リフトアップしている
６　末端にまでエネルギーが行き渡る
７　全身均一感覚がある
８　背骨がうねり状態である
９　圧がかかり、インナーがしっかりしている
10　音楽がよく聴こえ“合奏”状態になる

「ご準備ください」
の一声で、これら全てを網羅できるのが、筋膜スイッチ・ON
であり、また、
筋膜スイッチ・ONで、１０項目OK！
となる“訓練”を伝授、が、
ワークショップのねらいだったが・・・

「調子のエエ時は、自然とそうなっているわ」
とヒデくん。
「やっぱ、踊れるカラダがないと、アカンな。
だって、筋膜は、『感じる世界』のモンやろ？
『やろう、がんばろう』と意識すれば、
筋膜ではなく筋肉スイッチに切り替わってしまう」
そう！
そこが最大のポイントなのだ。
実は、
「筋膜スイッチON！」状態を継続しようにも、
ちゃーんと感じることができないと、
無理！ってことで、途中で、
筋肉に頼る状態に切り替えてしまっている・・・
これ、よくあるパターンなのだ。
「筋膜スイッチON！」状態を活かし続けるには、
「感じる力」しかも、カラダの内側、
深部にまで「感受力」が及んでいるか！？
が、決め手なのだ。