快刀乱麻クリニック

2017-10-23
(第3927話)another point of view vol.9  コミュニケーション 超・能力(11)~コミュニケーションの土台は人を信じること〜 

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対談
「ジュンコ・メソッドで育む
コミュニケーション 超・能力」
きに戻ってまいりました。
3922話の続きです。

 

ジュンコ先生
「発達心理学の世界ではね、こう言われているのよ。
『赤ちゃんの頃に、
コミュニケーションの土台が形成される』

 

エレナ
「へぇ〜!?
それって、
赤ちゃんとお母さんとの関係からできるのですか?」

 

ジュンコ先生
「そうなの。
びっくりでしょ!?
人生の圧倒的・初期段階で、
コミュニケーションの土台がすでにできちゃっている
ってことに、少なからず、ショックだったわ」

 

エレナ
「記憶にない、ですものね」

 

ジュンコ先生
「そう、なの。
コミュニケーションに何からの問題を抱えている人は、
乳児期における母親との関係に
原因があるかも・・・なぁんて、知っても、
忘却してしまっているものね(微笑)
それにね、
そのコミュニケーションの土台とは、何か?
を知って、さらに、驚いたのよ」

 

エレナ
「え?
何なのですか?」

 

ジュンコ先生
『人を信じること』

 

エレナ
「・・・」

 

ジュンコ先生
「赤ちゃんは、お母さんとの関係を通し、
『基本的信頼性』を獲得するというのよ。
お母さんは、自分が泣いたら、
必ず、そばにやってきて、あやしてくれる。
何をやっても、許されて、
可愛いと、受け入れてくれる。
自分が、困っている時には、
絶対的に助け、守ってくれる。
だから、
赤ちゃんは、お母さんを信じるようになる。
それが、人を信じる力へとなっていくというのよ」

 

エレナ
「へぇ〜なんか、いいな。
お母さんへの信頼が、
コミュニケーションの土台になるって・・・」

 

ジュンコ先生
「そうね。
これが、いわゆる“すりこみ”なのね。
お母さんとの信頼を育んだ赤ちゃんには、
『すべての人間との関係は、
信頼がベースとなっている』
と、すりこまれていくのね」

 

エレナ
「お母さんと、
そーいう信頼関係が持てなかった赤ちゃんは、
どーなんだろう!?」

 

ジュンコ先生
「そこ、なのよ。
さっき言ったように、
コミュニケーションに何からの問題を抱えている人は、
乳児期における母親との関係に、起因する!?
ってことになる。
でも、その母親もまた、
母親との関係に問題があったのかも」

 

エレナ
「わぁ〜ずっと、連鎖しているのですね。
深いなぁ」

 

ジュンコ先生
「まぁ、このあたりは、もっともっと、
深遠な理解を得ていかないと、
解決できないエリアでしょうね・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

台風、来てます。
なんとか、神楽坂に、到着できました。
早めの新幹線にしておいて良かった。

出発前に、2レッスン。
昔からの生徒さんとの貴重な時間だった。

2組のご夫婦。
うち1組は、
プロになりたての頃からの生徒さんだから・・・
わぁ、もう30年も!

お会いできると、色んな気持ちが湧いてくる。
感謝とおわび・・・
これをレッスンの燃料へと転化する。
「ダンスの中で、まだまだ“できる”自分の発見」
に、ぐっとアクセス。

喜んでいただけて、
本当に、ほんとうに、良かった。

 

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2017-10-23 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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