快刀乱麻クリニック

2018-10-05
(第4274話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(91)~スキャター・シャッセは空間認識能力をアップさせる~

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スキャター・シャッセ・トウ・ライトは女性先行
スキャター・シャッセ・トウ・レフトは、男性先行だよね!?
で、ライト〜レフト〜ライト・・とつないでいく時は
先行権を譲り合う・・・
って、言っている意味、わかるよね?

ただのシャッセ・アクションで、検証、やってみると、
男性が右へシャッセは、女性が「お先にいきまーす」
同じく左へシャッセは、男性が「お先にいきまーす」
ってなるのが、すぐにわかると思う。
なぜって、
クローズド・ホールドで組むと、
男女は左へずれて(お互いの右側で)組んでいるからだ。

男性が右へシャッセでは、女性が積極的にムーブする
同じく左へシャッセでは、男性が積極的にムーブしないと、
2人の位置が重なってしまうんだな。
だからといって、
(先行する側が)
相手を無視するかのごとく、
ただただ頑張っても、上手くはいかない。
ボディ・コンタクトをし“指標”(見当をつけるための目印)
として踊ると、なんとかなるだろう。
でも、
「今の瞬間、
相手と上手くスキャター・シャッセを踊るには、

自分がどうあるべきか?」
なる繊細な感覚が磨かれることはないだろう・・・

上記、繊細な感覚こそが、
前回紹介した空間認識能力なのだ。

スポーツや芸術の分野で秀でている人は、
空間認識能力が発達しているらしいが、
「人が持つ、潜在能力の中で、最も未開拓のもの」
だとも言われているんだよ。

空間認識能力とは、
「物体の位置・方向・姿勢・形状・間隔など、
物体が三次元空間に占めている状態や関係を、
すばやく正確に把握、認識する能力のこと」

これをスキャター・シャッセに当てはめて言うならば、
物体の部分を相手と置き換え・・・
「相手の位置・方向・姿勢・形状・間隔(相手との距離感)など、
相手が三次元空間に占めている状態や関係を、
すばやく正確に把握、認識する能力」
って感じかな。

先行権を変化させるたびに、
相手の様子を「すばやく正確に把握、認識する」必要があるからだ。

スキャター・シャッセにおいて、
空間認識能力をアップさせるポイントは、
力みがないこと
精神的にも落ち着くこと(意外と大事)
そして、最も大事なのは
なんと、
相手の状態が自分の内側で観える感覚をつかむこと・・・・・・
そんなの無理よぉ!
高度すぎない!?
って方のための秘策を・・・・・・

目を閉じるんだ。
そう、スキャター・シャッセをやっている時に視界をふさぐんだ。
(二人とも目を閉じるのは、
ちょい、危ないんで、どちらか片方だけね)
実は、空間認識能力をアップさせるには、
これが最もいい、と言われているんだ。
空間認識能力がアップしてくると、目を閉じても、怖くない。
視界がなくなることで、集中状態に入れるから
むしろ、踊りやすくなってくるはず・・・

なになに?
踊っている時、自然に目を閉じたくなるって!?
わぁお!
空間認識能力が上がってきたからかもねぇ!

ただし
競技選手のように、決まった相手とだけ踊る、という方は、
相手の位置・方向・姿勢・形状・間隔(相手との距離感)などの、
変化が極端に少なくなるため、
空間認識能力は成長しにくい状況・・・
チョイ残念かもね。

 

ミニ・ミニ ボイス

ヒデくんは“大阪”へ。

ワタシは、まだ、しばらく“東京”です。

久しぶりに、
ダンス、ダンス、ダンス・・おこもりで、
勉強ばっか、しています。

月例ワークショップで
競技スタイルの
「カップル・ポジション」
の基本、やるもんねぇ。

基礎中の基礎だけど、超ムズかしい!!

でもね、こーいうのが
研修や婚活に活きるのよねぇ。
世の中は、
「美しき、真実の、コミュニケーションを求めている」

社交ダンス界、大いに貢献できるぞ!!
なぁんて、モチベーション、さらにアップしてます。
さぁて、もう少し、お勉強だぁ。

あ、そう・・・
台風、大丈夫かなぁ。

実は、今回の“神楽坂”練習会、
3期生、全員集合なのだ。
“大阪”からの3名、無事、到着できるかなぁ。

 

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2018-10-05 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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