快刀乱麻クリニック

2018-10-06
(第4275話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(92)~軸足を使って踊るのは間違いか?~

ワークショップ中、スキャター・シャッセについて、
ある男性からこんな質問があった。
「自分は、
スキャター・シャッセをこんな風に踊っていたのですが・・・
どうなのでしょう?」

一緒に踊ってみた。
で、尋ねた。

「何か意識していること、ありますか?」

すると、こんな答えが返ってきた。

「両方の足で、飛んだり跳ねたりすると、
バタバタするので。
軸足を使って“送ろう”としています」

なるほど・・・

ここでの
軸足とは「軸のように、カラダを支える方の足」
送るとは「カラダを進行させる」の意味。

スキャター・シャッセ・トウ・ライトの時の、
男性の軸足は、左だ。
で、左足を使って、送ろうとしているわけね。
スキャター・シャッセ・トウ・レフトの時は、その逆さま。
右足を使って、送ろうと・・・

男性は、困った表情だ。
「あのぉ、軸足を使って、送るのは、
間違っていますか?」

さて、皆さんは、どう思います?
特に、これを読んでいる、
ユニバーサル・ダンス教師の方々へ
こういう質問があった際、あなたなら、どうするかしら?
ちょいと、考えてみてくださいな。

ちなみに、ワタシは、どうしたかというと、
もう一度、一緒に、踊ったんだ。

「今から、2種類の踊りをします。
比べてみてくださいね」

男性は、笑いだした。

「全然、違いますね」
そして、
「僕のは、後(あと)の方ですね」

正解だ。

だが、前のも後のも、
「軸足を使った」踊りをしたんだ。

それなのに、全然違う・・・
一体どういうことだろう?

実は、
「軸足を使って、送る」テクニックそのものは、
間違いではない。
上記
「両方の足を、均等に使って、
飛んだり跳ねたりすると、バタバタするから」
という理由も間違っていない。

だが、
その言葉通りヤると、
良いと悪い、大きく2種類の踊りになってしまうんだ。
悪い方は、
まんま、軸足のみを使って踊る感覚。
ということは・・・良い方は“まんま”ではない。
体幹部のバネ、インナーレッグを使いをし、
足の操作は、その「結果」なのだ。

と、なるには、
軸足の存在する“場所”が違うんだ・・・

 

ミニ・ミニ ボイス

はぁーい!
練習会です。
神楽坂&肥後橋、同時開催です。
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。
担当教師の方々、どうぞよろしくお願いします。

神楽坂では、
3期生&1期生
肥後橋では、
2期生&ヒデ先生
有意義な練習会を目指し、頑張ります。
ミキヒコさんは、肥後橋で、サポート
エレナちゃんは、神楽坂で
「可愛い生徒」を目指し、がんばります(ふわぁ)

10/6(土)練習会の内容は・・・
踊れるカラダづくり
12:30~13:30(12:00開場)
社交ダンスの基礎の基礎プラクティス
14:00~15:00(13:30開場)
ファイヤー・パソドブレ
15:30~16:30(15:00開場)
ピクチャーポーズ・ループ
17:00~18:00(16:30開場)

神楽坂&肥後橋、同じです。

いろいろ、ドキドキです。
ふわぁ〜な時は、
「呪文」を唱え
コミュニケーション超・能力アップで乗り切りましょう。

皆様、気をつけてお越しくださいね。
どうぞよろしくお願いします。

 

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2018-10-06 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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