快刀乱麻クリニック

2016-04-19
(第3374話)快刀乱麻クリニック ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ズバリ!ワンピースで踊るには!?(36)~張力ネットワーク、まだまだ進化中〜 

月例ワークショップ東京ユニプラ東京ラテン専科などの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

アナトミー・トレイン的 筋膜ライン紹介、ラスト。

前回の「深層フロント・ライン」
まだ、もうチョイ続きあります。

 

ジュンコ先生
『深層フロント・ライン』は、
カラダの深いところにあるラインなので、
適切に機能していなくても、認知しにくいの。
でもね、カラダの機能障害の多くは、
発症する数年前の
『深層フロント・ライン・トラブル』に、
端を発していることが多いのよ」

 

エレナ
「へぇ〜、そうなんだ。
『深層フロント・ライン』って、重要なのね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
『深層フロント・ライン』は、
いわゆる『コア』を形成していて、
重力下で生きる人体を支持するための
基礎的な役割を果たしているからね。
『深層フロント・ライン』の状態が悪くなると、
カラダ全体が短縮する・・・
つまり、カラダにプレスがかかった感じで、小さくなるの」

 

エレナ
「ジュンコ先生がよく、ダンサーの方々に
『カラダが落っこちている』と言っていますよね。
それも『深層フロント・ライン』の状態が悪くなっていると?」

 

ジュンコ先生
「ええ、そうなの。
『深層フロント・ライン』を、
アナトミー・トレインの図で観ると、
『アバラで足を吊っている』
こと、
アバラで足を吊るためには、
『胸郭が発達し、安定している』
こと、
その上で、
『首でアバラを吊っている』
こと、
『そういったリフトアップ機能には、
足裏のアーチも加わっている』
なぁんてことが、はっきりとイメージできるわよ」

 

エレナ
「へぇ〜、みんなつながっているんですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
さて、エレナちゃん、
アナトミー・トレイン的筋膜ラインを
ザザっと紹介してきたけれど、どうだった?」

 

エレナ
「イヤァ、人体って面白い!
もともと、カラダには、
ちゃーんと“つながり”があって、
その通りに動くことができれば、
なーんにも問題ない。
良いダンスもできちゃう。
でも、色んな事情で(笑)カラダに、
その人特有の悪い習慣がついていて、
筋膜間のコミュニケーションがうまくいっていない・・・
それで、トラブるんだろうなって思いました」

 

ジュンコ先生
「そうね。
アナトミー・トレイン的筋膜ラインのすべてを見直し、
再教育できると、
まず、立ち方、歩き方が変わる、
立つ、歩くことが、生命活動の源である、
呼吸とつながる、
それによって、たくさんのラインが協力しあい、
調和、統一される、
人体は、張力ネットワークの元にワンピース
になると言われているわ。
でもね、
医学会から見ても
筋膜の研究自体、
まだまだわからないことがいっぱい!!みたい。
発見されていない新しいつながりもあるかもしれないと、
最新の専門書に、書いてあったわ」

 

エレナ
「ふーん、そうなんだ。
だけどぉ、
ひょっとしたら、
ジュンコ・メソッド・社交ダンスをやっている人の方が、
先に、色んなこと、発見してしまっているかも。
『わからなくなったら、カラダに聴きなさい』
と、習っているから(笑)」

 

ジュンコ先生
「いいわね!
知らず知らず
新アナトミー・トレイン(解剖列車)を
カラダに走らせている人、
すでにいるかもね(笑)」

 

ミニ・ミニ ボイス

熊本の仲間を心配、応援してくださっている方々から、
たくさん「声」をいただいています。
ありがとうございます。

かのキミは、
地震ど真ん中、南阿蘇にいた。
崩落した阿蘇大橋のすぐ近く。

皆さんの想い、
すごく励みになっているとのこと。

「何か、自分たちにできることはないか?」
探し始める。
人が愛に目覚める・・・

なんか、とても、嬉しい。

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加
2016-04-19 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
Comment





Comment