（第5476話）チョット中休みエッセイvol.138　番外とん＆どこvol.1　Truth of Gift ギフトの真実（17）～キョーレツだった、使者との出会いその５（前編）〜

エッセイ

2022-01-19
（第5476話）チョット中休みエッセイvol.138　番外とん＆どこvol.1　Truth of Gift ギフトの真実（17）～キョーレツだった、使者との出会いその５（前編）〜

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Truth of Gift ギフトの真実
お正月・特別ギフト記事、
第5467話の続きに、戻ってきましたヨォ。
よろしく。

グレイト・ギフト
「キョーレツだった、使者との出会い」

自らの“任務”に対する熱い想いを、
明らかにさせてくれた、ありがたき使者。
走りました。
濡れました。
ドキドキしました。
そして、ちょっぴり、弱点を補強できました。

「弱点の補強」は、
これからの「ふるまい師人生」における、裏テーマかも。
いい機会なので、ワタシの弱点をこの場を借りて明らかにし
さらなる補強に活かしたいと思ってます（汗）
前後編２話あります。

その５
京都御所南　町家カフェの、ママさん
「あそこ・・・出るんですよ」
１０月。
その日は、朝から冷たい雨が降っていた。
雨は、苦手だ。
供養の日が雨だと、正直、憂鬱になってしまう。
なぜか？
リスクが増えるからだ。
なんのリスクかといえば・・・忘れ物、だ。
傘の置き忘れ
それから、雨、傘に気を取られての、落し物、忘れ物・・
そう、ワタシは、
自分で呆れるほどの“落し物、忘れ物・常習犯”なのだ（汗）
教室で、事務所の“鍵”を探しまくる
ジュンコセンセに、
幾度となく遭遇したことのある生徒さんも少なくない。
ふー。

「これでは、アカン」
本気で思い、改善に努めているが・・・なかなか、手強い。
ふるまい師デビューとともに、この弱点は補強されるどころか、
「ウワァ！どこに、いったんだろう！！？？！」
ヒデくん、イラつく“大探しシーン”は、
ちょいと増えたかのように思うんだ。
なぜなら「時空を超えて、存在している」ことが、
格段に多くなったからだ。
なぁんて、言うと、かっこいいけどね（笑）
「物体次元の“モロモロ”をこなしながら、
同時進行で、考え事、ならぬ、感じ事をし、
そちらに気を送りまくっている、３次元・見失い状態」
が、一気に増えたんだろうね。
ふー。

さて、その日の話に戻ろう。

久しぶりの龍安寺だった。
「京都の御所に、糸桜を見に行きなさい」
（第5464話参照）
おっちゃん使者に出会ったあの日から、約７ヶ月ぶり。
東軍・総大将との交信（チャネリング）は、
かなりスムーズさが増していた。

さて、雨足が強まるなか、
この日も、京都御所での歩行供養が待っていた。
京都御所は、巨大スペースだ。
師匠曰く
「応仁の乱の霊体が、たくさん、おる」
「不成仏霊だ。その者らにとっては、
まだ、応仁の乱は終わっていない」
そのたくさんの霊を供養し、
成仏ラインに導き、
必要とあらば“食事ふるまい”のお連れするのが、お勤め。

手に、念珠。
口では、お経、光明真言
足元は、しっかりグラウンディング
１時間以上、練り歩いた。
“供養デビュー”から、7ヶ月の月日を経て、
こちらも成長できたと実感できる。
師匠は、マイボディを扱いやすくなっている様子。
関係の良好さは、日進月歩だ。

「もう、終わってくださって結構です」
東軍・総大将の声で、終了。

京都御所の南側から退出。
と、すぐのところに、粋な町家カフェがあった。
ライトハンド反応に従い、
そこで休憩を取ることに決めた。
こじんまり、小洒落たいい店。
京都らしく“坪庭”もある、
ママさん一人で切り盛りしているようだ。
カルーアミルクを頼んだ。
甘いカクテル。
朝から、ずーっと、気が張っていたのだろう。
一気に、だるくなった。
昨夜も、あまり睡眠は取れていない。
今日は、早く、帰ろう。

レジで、ママさんに
「ありがとう！とっても、美味しかったぁ」
無邪気に言うエレナちゃんに向かって、
ママさんが、聞いてきた。
「今日は、ご旅行ですか？」
思いがけない返事が、
エレナちゃんの口から出てしまった。
「ううん、供養。
応仁の乱の供養をしているの」
いつもなら、ここで、応仁の乱という言葉は、言わない。
供養とだけ告げ、お相手の様子を見ながら、言葉を足していく。
が、なぜか、この時は、すーっと口から出た、のだ。
ところが、ママさん、フツーに反応。
「アァ。そうですか・・・」
あれっ？
驚かないの？
次の言葉に、こちらがぶっ飛んだ。
「御所は、墓場ですものね」