エッセイ
2020-01-02(第4728話)チョット中休み エッセイvol.137 続・とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(2)~バックキック・ヘルプ~
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“能力解禁”は、突然、だった。
忘れもしない2019年10月20日
“肥後橋”ビギナーコース。
ワタシは “エレナちゃん”で参加していた。
“エレナちゃん”のビギナーコースへの参加目的は、
授業のもろもろお手伝い以外にも、
ヒデくんの監督、教師の観察、音楽体操の視察・・
もろもろ、いっぱい。
とはいえ、一番のお仕事は、参加者へのサポートだ。
「カップル、代わってください」
というヒデ先生の声を聞くや否や、
ダダダッ
次の人を目指して、走って行くこともしばしばだ。
走り込む先のお相手は、基本、新しい参加者やビギナーさん。
時折、カップルをゴーインに引き離し、組む(笑)
エレナちゃんにしかできない“荒技”だ。
ところが “その”時、
「カップル、代わってください」の声で
走り込んだお相手は、
とあるユニバーサル・ダンス教師だった。
しかも、結構、場所的に離れていたにも関わらず、
わざわざ、組みに行ったのだ。
ちょっとだけ、不思議に思った。
踊るのかと思いきや、ヒデ先生からの指示は
「バックキック・ヘルプ」だった。
これは、一人が壁にもたれかけながらバックキックの状態になり、
もう一方が(バックキックしている側の)
アシを持ち“引き抜き”を誘導するもの。
言わば、二人でのキュア(施術)的エクササイズだ。
ある練習会で、エレナちゃんが
バックキックしている人に対し
「お手伝いしましょうか?」
と“引き抜き”を、やったのが、
「インナーレッグが、
即、使いやすい状態となる優れものエクササイズ!」
大好評に。
以来、正式採用されるようになったのだ。
うまく行えば、
股関節周りのゆるみ
足腰の関節アライメント矯正
などにも効果が期待できる。
さて、シーンに戻ろう。
「バックキック・ヘルプ」で、
教師のアシに触れた瞬間、だった。
ワタシは、いつもになく、深い集中状態へ、
そして
“鼠蹊部”“股関節”“膝”などに対し、
あらゆる角度へ牽引(けんいん)を始めたのだ。
しかも、丁寧に、丁寧に・・
それは「今までにやったことのない動き」だった。
アレ?と思ったが、こういった現象は、よくあることなので、
特に気にも留めなかった。
ところが、ビギナーレッスン後
「バックキック・ヘルプ」された教師が
ワタシのところに、
血相を変えて(?!)走り込んできたのだ。
「さっき、何をされたのですか?!?!」
ワタシは、気楽に答えた。
「(バックキック・ヘルプには)
いろんなやり方があるからねぇ」
が、教師は引き下がらない。
自分にもたらされた“効果”を、熱っぽく訴えかけるのだ。
股関節周辺に触れながら
「まだ、感覚が残っています」
「ものすごく、楽に立てるのです」
何をしたのか、知りたい!教えて欲しい!
“騒ぎ”を聞きつけた教師たちが、何事?とばかり、
集まり始めた。
知りたい!教えて欲しい!
集結・・・。
自然な流れで、
ワタシは
ビギナーコースに参加した教師、一人ひとりの
「バックキック・ヘルプ」をやることになった。
今でこそ、告白できるのだが、
1人目の「バックキック・ヘルプ」開始直前、
ワタシは、ちょっとだけ、引いた(笑)
ズバリいえば“逃げ腰”になったのだ。
(直前に)自分の内側で、
こーいうやりとりがあったのを、感じ取っている。
「能力、解禁、ですか?」
「そうだ」
「え?マジで?」
「そうだ」
ワタシは、事態を受け入れた。
一人目の「バックキック・ヘルプ」が始まった。
エライことに、なった・・・
ミニ・ミニ ボイス
朝から、3人バラバラでお仕事。
ワタシは、8階で、
ずーっと、カタカタ・・・
パソコン前。
14時
いかりスーパーで買った
一人用「おせち」で、静かに、お祝い。
新年の「乾杯」は、ボスと・・・
「雨後の月」美味いぜ。
16時より
3人会議。
元旦から“ソーコのお片付け”
いやいや
とんでもなくいい年になりそーです(拍手)
2日、東京へ。
到着は、夜遅く。
3日からの「新春 練習会3連ちゃん」が、楽しみです!
ふわぁ。
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