エッセイ
2018-01-24(第4020話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(21)~午前0時・雪の神楽坂~
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「とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話」
対談の続きに戻ろうと思ったのですが・・・
「ちょっと待ったァ」
と、お声がかかったので、チョイと、寄り道しますね。
「雪道・メタファー&メッセージ “東京”編」
どうぞ、おつきあいください。
23日午前0時
神楽ハウス「202」で、
ヒデくんからの「おめでとうコール」を受けた後、
ワタシは、いそいそと出かける支度に取り掛かった。
特に、行くあてがあるわけではない。
気持ちは、こうだ。
「雪道を歩きたい」
もっと言えば、
「今、ここで(雪道を)歩かなきゃ、
いつ、歩くんだ!?」
そんな感じでもあった。
ほんの少しだけ、たじろぐ気持ちもあった。
ここへ着いてから、
数時間、雪はずーっと降っていた模様。
外は、すごいことになっているだろう。
そんな中、出かける!?
何やら、大変かもしれない。
それに・・・寒いだろうし、なぁ。
が、思い直した。
「表へ出て、歩いてきなさい」
きっと、これは「指令」だ。
「ボス」は、
ワタシに「誕生日に、東京で、雪道を歩かせよう」と、
狙っていたと、思う。
そうでないと、
あんな“準備”は、させなかったはずだ・・・
それに
「誕生日・東京・大雪」
この3つが揃うことなど、滅多にない。
偶然?
まぐれ?
たまたま?
疑い始めればキリがないぞ、と、気持ちを切り替えた。
窓からチラリ、外を確認。
うっひょう!!??
ごっそりの、雪。
駐車場の車が、しっかり埋もれているではないか!?
軽く20センチは、積もっているようだ。
が、今は、雪は止み、風もない。
「よし!
楽しめそうだ」
ワクワクが湧いてきた。
はやる気持ちを抑えながら、
ワタシは”装備”に、取り掛かった。
ようやく履き慣れてきたばかりの「登山用ブーツ」の靴紐を
クイクイ・・
しっかり縛った。
そして「スノー・スパイク」(アイゼン=滑り止めの金具)を
カシャ・カシャ・・
靴にセット。
ダウン・ジャケットに、バックを斜めがけし、
いざ!
カグラ・ハウス前の坂道に、立った。
なぁんてこと!?!?!?
観たことないぞ、こんな景色。
どっかーんな、雪・ゆき・ユキ・・
街の気配も、いつもとまったく違う。
音がない?
いや、音がない音がする??
これは、雪が放つ音か?
不思議な感覚と、美・景色に、しばし、魅入られていた。
と・・・
ドンッ!
ドドン!!
ビクッとなった。
怖さを感じたのだ。
未だ耳にしたことのない、鈍い吸収音。
しかも、デカイ。
誰か、人が倒れたのか?
違う。
雪が、落ちてきたのだ。
電線や木の枝から・・
ドンッ!
ドドン!!
「甘くみてはいけない」
慎重に、
一歩、一歩
歩き始めた。
装備をちゃんとしているため、まったく不安はない。
歩くごとに、楽しい
歩くごとに、微笑みが生まれる・・
が、
「甘くみてはいけない」
言い聞かせた。
頭上から落下してくる雪をかわしながら、
1歩1歩・・
ガシッ ガシッ・・
ギュッ ギュッ・・
スパイクが、効いている。
地面からの反動感覚が、たまらなく、面白い。
心は
無邪気な、子供。
対処は
慎重な、大人
で、
歩き、回った。
驚異!!
どこもかしこも
神楽坂は、一変していた。
慣れない手つきで(笑)どんどん、写メを撮った。
一人で観るのは、もったいない・・・
ヒデくんと、ミキヒコさんに送るつもりだ。
ふと、思いついた。
「公園に行ってみよう」
神楽坂裏と呼ばれるところに、
この近辺では最も広い公園がある。
教室から、遠くない。
だが、見ると、
そこに至る道は、容易に近づけないほどの積雪だ。
ガシッ ガシッ・・
装備のおかげで、ためらわず、雪道へ入っていった。
程なく到着。
と、そこで、
ワタシは、とんでもない光景を目にしたのだ・・・
ミニ・ミニ ボイス
ホテルで、おこもり中。
このブログ、書いてます。
同時進行で、トランスレーション(翻訳)中です。
立て続けの
雪道・メタファーに、ホンマ、驚いてます。
今回は
「東京」が、ポイント??
ふーむ。
ひょっとして
オールナイトでの、メッセージ翻訳になるかも。
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sugichan | 2018.01.24 9:46
まじっすか!?Σ(゚◇゚;)
都心の雪なんて登山ブーツでも充分すぎるのに、アイゼンなんてアゼン。。
( ; ゜Д゜)です。
都内23区でそんな変わった人はいないでしょう!いや、6人くらいはいるかな(笑)