社交ダンスを教えるということ

2017-06-02
(第3783話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(24)~教師コース必須・個人セッション~ 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

エレナ
ユニバーサル・ダンス教師の育成を
実際にされてみて、いかがですか?
当初、こうしようとか、こうなるだろうとか、
想像していたことと違っていたことはありますか?」

 

ジュンコ先生
「そうね・・・あるわね。
最も想定外だったのは『個人セッション』かな」

 

エレナ
「個人セッションは、教師コース課程の中で、
ジュンコ先生が最も重要視されているもの、ですよね?」

 

ジュンコ先生
「エレナちゃん、よく知っているわね。
その通りよ」

 

エレナ
「改めて伺いますが、
個人セッションとは、何ですか?」

 

ジュンコ先生
ユニバーサル・ダンス教師コースの
カリキュラムに入っている
ワタシと受講者、1対1で、向き合う時間よ」

 

エレナ
「ヒデ君と話し合ったような感じですか?」
(第3764話参照)

 

ジュンコ先生
「あの話し合いが下地になっているけれどもね、
ヒデ君の時のように、厳しくはないわよ(笑)」

 

エレナ
カウンセリングとか、
コーチングみたいなものですか?」

 

ジュンコ先生
「そうね」

 

エレナ
「ダンス指導はあるのですか?」

 

ジュンコ先生
「ミーティングを主体としながら、
ボディ・チェックやダンス指導も行うわ。
要は、ユニバーサル・ダンス教師になるための
総合的な基礎・人間形成みたいなものを
個人形式で行うの」

 

エレナ
「その個人セッションが、
どういう風に想定外だったのですか?」

 

ジュンコ先生
「予想をはるかに超えて、
必要なものだった・・・と、やってみてわかったのよ。
ユニバーサル・ダンス教師になるには、
『個人セッション』は絶対に外せないものだったということ。
個人セッションって、まさに『存在に対しての教育』なの。
個人セッションなしで、
ダンスの指導ばかりをやっても、ダメだったでしょうね。
存在が、スキルやテクニックをはじいてしまったり、
変質させてしまうから」

 

エレナ
「ダンスが上手くならないってことですか?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
良いレッスンもできないわ」

 

エレナ
『個人セッション』で、
受講者の方々の“存在”は、変わっていった?」

 

ジュンコ先生
「ええ。
これも、想定外だったわ」

 

エレナ
「そんなに変化があったんですか!?」

 

ジュンコ先生
「変化の度合いには個人差があるけれど、
全員に共通して言えるのは、
表層からジワリジワリ変化を始め、
やがては、その人の非常に深い部分、
コア(核)も変わっていく・・・ということね。
コアが変わるなんて、すごいことなのよ。
生まれ変わりみたいなもんなんだから」

 

エレナ
「生まれ変わり!?
うわぁ〜いいなぁ(笑)」

 

ジュンコ先生
「そこまでに至るには、
ある程度の時間もかかるけれどね。
卒業生に方々が、その段階に入りつつあるわ。
他の方々も、
この教師コースを受講しなかったら、
変わることは不可能だっただろうという
エリアに変化がもたらされていっている・・・
予想をしていたことだったとはいえ、
現実化されると、やっぱり、ビックリね」

 

エレナ
「すごいなぁ。
ジュンコ先生の教師コースならでは、でしょうね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
ワタシの中に
『ユニバーサル・ダンス教師になることを利用して、
人生の軌道修正してほしい』
という想いがあるからね。
実際、教師コースに志願された方々の、
真のニーズはここにあるわけだし・・・」

 

エレナ
「え?
それはどういうことですか?」

 

ミニ・ミニ ボイス

時間が取れない中で、重要会議。
色々な意見が、出て・・・良い会議になって来たなぁ。

「夏祭り」以降、色々変化の予定。
さぁて、どうなる!?
教師の方々、しっかりついて来てねぇ。

6月になったね。
2日朝、東京へ。
神楽坂・練習会、楽しみダァ。

 

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