社交ダンスを教えるということ

2017-05-29

（第3779話）社交ダンスを教えるということ vol.15　実学・教師を育てる（20）～ユニバーサル・ダンス教師に興味あり～　

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ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

エレナ
「教師の方々への存在の教育を、
『手取り、足取り』って、
どんな感じなんだろう！？
すっごく気になるのですが・・・」

ジュンコ先生
「エレナちゃん、
ユニバーサル・ダンス教師に興味ある？」

エレナ
「あります。
でも、まだ初心者だし、教える力なんてないし、
ダンスの才能はもっとないし。
それに、ちょっと怖そうだし・・・」

ジュンコ先生
「怖そう？」

エレナ
「ジュンコ先生、
すごくストイックじゃないですか！？
目標立てて、自分を追い込んで、
ずーっと仕事している。
そんな風になれないなぁって」

ジュンコ先生
「ココへ来れば、できるようになるわよ（微笑）
そう（ストイックに）見えるかもしれないけど、
無理はしていない。
昔は、ガムシャラで、頑張っていたけれどね。
今は、それを制することができるようになった。
常にバランスを取ろうと心がけているわ、
自然に、ね。
そうでないと、重力に引っ張られて、
落っこちてしまう」

エレナ
「ダンスと一緒ですね」

ジュンコ先生
「そうね。
『人生で大事なことは、
すべてダンスが教えてくれた』わ（笑）
そういう意味で、
多くの人に、
『ダンスの素晴らしさを伝えたい』
という想いはあるわ」

エレナ
「そーいう話を聞くと、
ダンス教師という職業って、
いいなぁと思います」

ジュンコ先生
「いいわよ（微笑）
カラダを慈しみつつ、
ココロを受け止めつつ
ずーっと自分と向かい合っていて、
自分のために生きている日々・・・
それが、他者のため、
社会のためにもなってきたから、
これは、スゴイことだなと思っているわ。
ねぇ、
エレナちゃんはどうして、
ユニバーサル・ダンス教師に興味を持ったのかしら？」

エレナ
「それは、社交ダンスの素晴らしさを知ったから、かな。
それを人に伝えていくって、素敵だな、
自分にもできれば良いな、なぁんて。
でも、奥にある理由は、
自分が変わりたいから・・・かもしれない。
さっき、ジュンコ先生は、
『ずーっと自分と向かい合っていて、
自分のために生きている。
それが、他者のため社会のためにもなってきた』
って言われたでしょ？
私は、自分とも向かいっていないし、
社会にも貢献できてない。
時々、このままだと、嫌だなって思う。
もっと、何か、アルはずなのに、
それをつかめていないというか、
やっていないというか・・・」

ジュンコ先生
（うなずきながら聞いている）

エレナ
「ヒデ君、ミキヒコさん、そして、
ユニバーサル・ダンス教師の方々が、
どんどん変化していくでしょ？
それに、教師コース受講者の方々も・・・
お会いするたびに、変わっていっている。
そういうところに、
興味を持ったって感じもあります」

ジュンコ先生
「どういうところが変わったように見えるのかしら？」

エレナ
「やっぱ、存在感ですね」

ジュンコ先生
「それは、良かった。
ダンスが上手くなりましたね・・・というより、
ホンモノね」

エレナ
「え？」

ミニ・ミニ　ボイス

スタン専科、ラテン専科
共に、
「背骨の情報で踊る」
というテーマでやったんだ。

ワン・クラス上のダンスになってびっくり。
特に、スタンダードの
「静けさのある優雅なワルツ」
は、感動モノだったよな・・・
みんなの力で、
「歴史」を変えていっている感じね。
ありがとう。

さぁて、またまた“東京”です。
５時起きで、キュアをしてから、出発だ。

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