アニバーサリー
2022-09-05（第5705話）アニバーサリー（anniversary）vol.５ 神の手＆神の指 新時代（４） ～覚悟・血判親指の正体！？〜
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血判霊夢の夢解き、ラスト。
いよいよ、３部 血判 に移ろう。
では、血判 のシーンを、もう一回、どうぞ。
「血判（けっぱん）」
という声がすると同時に、
小さく折りたたんだ紙の上に、
二人が、親指の腹を押し、離す
紙には、指紋が残る
色は赤いが、血ではない
ちょいと、質問してみよう。
あなたは「血判」って言葉、口にしたこと、あります？
んじゃ、やったことあります？
「ない」って方が、ほとんどだろうね。
では、血判って知ってる？
と尋ねると
「うん、なんか、わかる」
「あぁ、あれでしょ？ 知っているよ」
と、なるんじゃぁないかな？
非日常的ワードなのに、潜在的“馴染み”がある・・・
日本人の血が騒ぐのだろうか！？
「覚悟を決めた、固い誓い」
に憧れを持っている、類い稀なる民族？
いヤァ、ワタクシ思うに、
現存のジャパニーズの多くが
血判・・・の如き、固い誓いを果たすべく、
今、この世にいるんじゃぁないかしら？
それは、どういう誓いなの？
と、気になったって方は、
第5281話を読んでみてくださいな。
ハートがざわついたり、
ドキュンとなった方は、脈アリかもです。
さて、今回霊夢の“主役”である「血判」について、
ざざっと解説しておこう。
辞書的意味は
「誓いや決意などを表わすために、
指先を切って、その血で署名の下に指紋を押すこと。
また、その押されたしるしをいう」
その昔の“厳粛な血判”なんて、すごかったみたいよ。
ちゃんとそれ用の専門の用紙、
起請文（きしょうもん）を用いるんだ、
有名なのが「熊野牛王神符（くまのごおうふ）」
熊野の守り神である八咫烏（ヤタガラス）が、
８８羽上手くデザインされているという。
この裏に、誓うべき内容を具体的に記し、署名、血判。
で、誓いを破ると、どエライことになっちゃう。
神々の、神罰、冥罰＝天罰を受けるのじゃぁ〜！！
（こんなん、ヒデくん、好きそう）
八咫烏が1羽死に（？！）
破った本人も吐血して死に、
永遠、地獄で苦しみ続けることになるという・・・
起請文はかなり本気度の高い誓約書として扱われたていたようで、
心に迷いのある者は天罰を恐れて、血判はおろか、
起請文を書くことすらできなかったという。
ふー。
さて、血判について
「覚悟を持って誓う」
ホンキ・イメージを持っていただいたと思うんで、霊夢に戻ろう。
霊夢においては・・・
紙には、指紋が残る
色は赤いが、血ではない
血判なのに・・・血ではない！？
血ではないのなら、何なのか？！
答え。
朱肉の赤
えぇへぇ〜？？！！
なぜか？
それは“現代”だから。
現代でも、
指先に朱肉をつけて、指紋が残るように押した拇印（ぼいん）
血判のようなもんは、存在する。
実印を押したくらいの効力があるというもんね。
色は赤いが、血ではない
というところから、親指で印を押したのは、現代だとわかるんだな。
「拇印」ではなく、わざわざ「血判」にした理由は・・・
覚悟のほど、本気度の高さの強調と、
和紙に記載されている“誓いの内容”が、
遠い遠い“昔”との関わりを強く持っているからである。
さて、さて、
霊夢のアウトラインが見えてきたかな。
「神々との誓い」が記載された、
折り畳まれた和紙の上に親指をのせ
（第5703話参照）
「はい。そうです。神々と誓いました」
「思い出しました。昔、確かに、誓いました」
で、和紙の中に書かれている「神々との誓い」に対し、
「これより、実践いたします」
実践することを、誓って、朱肉を用い、血判。
して、一体、誰の誓いか？
ワタシと・・・なんと！兄貴！！
霊夢にて
左親指は、ワタシ
右親指は、兄貴
こーなると、指紋が、意味深だ。
なぜって、兄貴は死んでいるからだ。
指紋なんてない！？
いやいや
実は、これ、兄貴の“物体化”を示唆している・・・
ふわぁ。
ちょっと待って！
親指は、イザナギ、イザナミ、だったのでは？？
（第5704話参照）
２部の親指は、そうだよ。
「向かい合わせて、チュッ」
までは、イザナギ、イザナミだ。
でも、
３部親指
は、ワタシと兄貴なのだ。
では、なぜに、イザナギとイザナミ登場だったのか？
これにも深い意味がある。
折り畳まれた和紙の中に記載されている
「神々との誓い」
に、めちゃこ関係があるからだ。
次回は、その衝撃の内容を。
さぁさぁ、いよいよ、霊夢の全貌が、明かされますぞ。
この霊夢を見たあなた、
「こ、こんなに価値がある夢だったのか・・・」
と絶句することだろう。
ミニ・ミニ ボイス
はーい！
練習会、終了。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
「『やらまいか！おいしょぉ！！』
すっごく楽しかったぁ！
皆さん、ありがとう」
by エレナ
とってもいい時間だったね。
でも、でも、もっと“できる”
練習会のバージョンアップ、やっていきたいと思っています。
“神楽坂”の様子は、
ヒデくんの東京報告、楽しみダァ。
練習会、反省会の後、
教師の方々と師匠のアニバーサリー（記念式典）があり、
新たな絆が、結ばれました。
東京でも、予定あり。
よろしく、です。
さて、9月に入って、やはりすごいことになってきました！
本日は、京都です。
師匠、兄貴との関係がどんどん深まっていっている今、
さぁて・・・何があるんだろう！？！
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