アニバーサリー, エッセイ
2017-03-21(第3711話)チョット中休み エッセイvol.131 アセンション・プリーズ(47)~基軸音〜
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ヒデくんとの
「アセンション・プリーズ」
対談、続きです。
「ジュンコ・メソッドは、アセンション・メソッドである」
具体的にどういった点が、ソウなのか?
「人体を物体ではなく、エネルギーとして捉える」
「外側に向けていた意識を自分の内側に向ける」
「ツリタレフリコの提唱」
「胸郭にエンジンを持つ」
続いては・・・
「音楽体質への改善」
ヒデ
「その人『本来の音』
俺が俺自身でいられる『良い状態』の時、
発している音やろ?」
ジュンコ先生
「そう!
でもね、そういう良い状態にいる人なんて、
ほとんどいない。
本来の音とは違う音を発する以前に、
音がこもってしまって、
(音を)出せない状態の人だって大勢いるわ。
音や音楽を使って、そのあたりの改善を行うのが、
ジュンコ・メソッド・ダンス最大のネライなの」
ヒデ
「その音を出せなくなっている人っていうのは、
具体的にはどういう状態なん?」
ジュンコ先生
「自分の表現ができなくなっている状態。
言いたいことが言えない。
どう言って良いかわからない。
やりたいことがやれない。
何をやって良いのかわからない・・みたいな状態ね。
簡単に言えば“解放”されていない状態よ」
ヒデ
「なるほど。
そういう人たちに、ダンスを通じ、
解放に導いているわけか。
音楽に乗って、楽しく、
好きなように踊って良いよと」
ジュンコ先生
「そうね。
そうすると、みんな自ら“音”を立て始める。
やがて、
音楽にナビゲートされ、
色んな種類のたくさんの音を発するようになるわ」
ヒデ
「社交ダンスは、色んな種目があって、
音楽の種類も多いし
相手もオルし・・・『音の解放』には、ホンマ、ええわな」
ジュンコ先生
「音の解放!
ヒデくん、良いこと言うわね。
まさにその通りなの。
まず、解放し、たくさんの音を自由に発する。
その後、
自分にとってふさわしい音へのコントロールが始まり、
要らない音は淘汰され、
要る音のみが残っていく。
そして、基軸音にたどり着く・・・」
ヒデ
「きじくおん?」
ジュンコ先生
「そう。
基軸とは『中心』という意味。
軸は、その人の真ん中をまっすぐ貫くラインね。
いわば、その軸から発っせられる音が、基軸音。
基軸音とは、その人本来の、音よ」
ヒデ
「なんか、わかる。
めっちゃエエ状態の時、
基軸音、あるって感じるわ。
静かで、ぶれないスーッとした感じの音
・・・で、あってる?」
ジュンコ先生
「正解よ」
ミニ・ミニ ボイス
“いきなり・スタン専科”
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
お手伝いしてくださったユニバーサルダンス教師の方々も、
ありがとうございました。
練習時間から「総当たり」で、何度も何度も練習。
その後、
チョイ「スペシャル・ムード」でレッスンを展開。
改めて、インナーからフィガーを見直すって、
良いなと思ったよ。
ワタシ的にも勉強になりました。
“いきなり・レッスン”
少人数で、じっくり学習できるし、
日頃出会えないメンバーとも踊れるし・・・
なかなか、良いわね。
また、やりたいな。
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