スタンダード専科

2018-09-16
(第4255話)スタンダード専科シリーズvol.7 ダリエンソ・タンゴへようこそ! ~今様タンゴ・ダンスへのシフト〜   

前回の続き。

これってね、
スポーツ・ダンスという「黒船」
来航したせいかもしれないが・・・
ジャパニーズ・タンゴ・ダンスが、
ものすごく変わってしまったんだ。
少なくとも、
ワタシが競技現役で踊っていた頃のモンとは、
かなり、違う。

コンパクトなフレーム
丹田パワー
下半身主体の安定バランス・・
ソンナコンナがウリだった時代は去り、
「テクニックは、スイング・ダンスと近くなったねぇ。
でも、タンゴらしさは増したねぇ」
という、新時代に入ってしまったんだ。

言い換えれば、
前回お話しした
下半身は、スタッカート
上半身は、レガート
これが、ホンキ理解し、
アタマ&カラダ共にシフトしていかないと、
追いつかない!!という大変な時代に突入したってこと。
時代遅れのタンゴは、
いやぁ〜ん!という方は、頑張らなければならない(汗)

特に、要シフトは、
「上半身・レガート」だ。
上半身の使い方を変えないと、今様のタンゴになれないんだ。

「切れ目なくなめらかに」という意味のレガートは、
スイング・ダンスのテクニック分野のモノだ。
ってことは・・・
下半身は、スタッカート
上半身は、レガート
とは、
下半身は、タンゴ仕様
上半身は、スイング・ダンス仕様
とも言える・・・

ここで、一気に疑問となるのは、
「タンゴ仕様とは?
スイング・ダンス仕様とは?」
だろうね。
ざっくりお話ししておこう。

スイング・ダンスは、上半身主体のダンスだ。
極論を言えば、アシはぶら下げておくのみ。
両手を上にあげ、バンザーイ。
で、アシはぶら下げ・・・これが、スイング・ダンス仕様だ。
一方、タンゴは、下半身主体のダンス。
両手を下に向けて広げ、富士山の裾野(すその)のようにする。
安定した感じでしょ?
ここから、しっかりアシを活かすアクションが、タンゴ仕様

ってことを押さえておいて・・・・

これも「黒船」が来航したせいかもしれないが、
最近のダンス、全てが
胸郭のエンジン主流になってきたんだよね。
つまり、
下半身よりも上半身を鍛える
その上で、
上半身で下半身を操る
そして
上半身で下半身を調和させる
そういうダンス・スタイルに変化しつつあるってモン。

ということは、以下の考えが重要・・・・・・

胸郭エンジン
上半身主体のスイング・ダンス仕様で、
タンゴ・ウォークを理解できない限り、
今様タンゴは、踊れない。

これは、以下も意味する。

胸郭エンジン
上半身主体のスイング・ダンス仕様で
タンゴ・ウォークを理解できると、
本当に表現したかったスタッカートに出会える・・・

続きます。

 

ミニ・ミニ ボイス

“大阪”100プラ、終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

カンタービレ・ワルツのmishmash(ミシュマッシュ)
スイング・アドバイスの後、
いきなり、みんなが、変わった・・・
驚いた。
「あぁ、そうやって踊るのか!」
と、ピンときたようね。
気づきが選択を変え、
踊りが一気に良くなる典型的パターン。
大拍手!

バイラ・サンバのmishmash、
手間取る予定(!?)だったのだが・・・
「す・つ・こ」アドバイスで、一気に変化。
これまた、びっくり!

クィック・ファンデーション
やっと、
本気「飛んだり・跳ねたり・走ったり」モードになったね。
やったぁ!!

ありがとうございました。

さて、
本日、ヒデ先生担当
大人気ビギナーコースです。
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。
2連チャンの方々、お疲れ様です。
エレナちゃん、ヴィーナス本舗から送られてくる予定。
ふわぁ。

その後“東京”へ。
「婚活」です。
楽しみです。
エレナちゃんも参加したいと言ったけど、止めました(汗)
ふわぁ。

 

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2018-09-16 | Posted in スタンダード専科No Comments » 
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