快刀乱麻クリニック
2018-08-13(第4221話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(72)~体幹部のスプリング機能を使う!?~
「スキャター・シャッセ」を正しく“見る”ためのヒントは、
「アシだけに頼らず、踊る」
これは、スキャター・シャッセだけのことではない、
クイック・ステップ全般に言えることだけどね、
多くのダンサーは、アシ、
つまり脚部に頼って踊っているんだ。
でも、それが、
ベーシック・ムーブメントぐらいのアクションだと、
(クォーター・ターンと、プログレッシブ・シャッセ)
アシのみで踊ってもなんとかできちゃうから、
「こんな感じで良いんだ」と思ってしまうんだよね。
ところが、
みんなが憧れる上級アクションになると、
ベーシックで見過ごしていた点が、
続々出て来る。
見過ごしていた点とは、色々あるが、集約すると
「アシだけで踊っていた」
ことに機縁する。
言い換えれば、上級ステップになると、
アシだけでは決して踊りきれなくなるんだな。
さて、
スキャター・シャッセを始めとする、
みんなが憧れる上級アクションにはどういうものがあるか、
あげておこう。(カッコ内は、代表的フィガー名)
ステップ・ホップ
速いカウントのシャッセ(スキャター・シャッセ)
速いカウントのロック(ペパーポット)
ラン(シザース プロムナード・ラン)
シザー・アクション(シザー・キックス)
ペンデュラム・スイング(ペンデュラム・ポインツ)
ウッドペッカー(ウッドペッカー・アクションズ)
スライド・アクション(フレッド・アステア)
ね、たくさん、あるよね!
ざっくり言えば・・・
「飛んだり、跳ねたり、走ったりするアクション」だ。
こーいうのが、できるようになったら、超楽しい!けど、
そのためには、
脚部に頼るダンスではダメなんだよ。
言い換えれば、
「飛んだり、跳ねたり、走ったりするアクション」を
アシだけでやってはNGってもん。
ひざ関節で吸収しきれず、あっちこっち痛めてしまうよ。
では、どこで、
「飛んだり、跳ねたり、走ったりするアクション」を行うのか?
主体は、
なんと、体幹部インナーだ。
体幹部のスプリング機能を駆使する!
その後で、下半身が受けるという順番だ。
体幹部のスプリング機能とは、
背骨
あばら
ショルダーだ。
ここでのバウンス感を、
股関節で吸収、足首でコントロール。
そして、
足指を楽しませる!
で、完了!
ね、簡単そうでしょ!?
ん?
勝手に、終わらさないでって!?
OK!
では、
「飛んだり、跳ねたり、走ったりするアクション」
ができるための基本から見ていくよ。
ミニ・ミニ ボイス
月例ワークショップ、終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
新・伝授したアマルガメーションも、いい感じで決まったね。
大拍手!!
新しいメンバー、よくがんばりましたねぇ。
“東京”仲間力!
すごいぞ。
ヘッド・ポジション
ヘッド・ウエイト
たくさんの「気づき」があったんじゃないかな。
目指せ「ツリタレ・ファイナル!!!」
「よし!踊れるカラダ作り」に励もう!
と思われた方、多かっただろうね。
さて、久しぶりの大阪です。
ワークショップ、です。
これまた、楽しみです。
ふわぁ!
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sugichan | 2018.08.13 23:41
怒涛の神楽坂レッスンウィークが終わるとともに少し秋の気配になりましたね。
ニューメンバーも沢山いらして、しかも熱心。どのレッスンも活気がさらに増しました
ワークショップも昼から夜まで自分の感覚を磨くことに専念している皆の、”深化”がすごい!
そして、
暑いなか夜遅く疲れてるにも関わらず、床から階段、トイレまで毎回綺麗にしてくださる教師の皆さんに感謝です。いつも気持ちよく踊れる環境にしてくださりありがとうございます❗