快刀乱麻クリニック
2017-09-05(第3879話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(41)~テレスピンに取り組む際の考え方を変えよう~
「テレスピン」の見過ごし難点を解決していこう。
ワタクシ思うに、
「テレスピン」のリード&フォローができない、
わからないのは、
「テレスピン」っていうフィガー自体にある問題のように思うんだ。
もっと大げさに言えば、
「社交ダンスのフィガーのもつ特殊性」にあり、って感じかな。
どーいうことかというと、
どの社交ダンスのフィガーも、
誰かの「カラダ」が作ったものだってこと。
イジワルに捉えれば、、
その誰かの「カラダ」が、
ある意味好き勝手に編み出したモンであり、
大いなる意図に従ったり、
明確な目的を持って作ったものではない
可能性もあるってことだ。
ほら、よくあるじゃない
「失敗から生まれたステップ」
って。
踊っている時に、勢い余ってバランスを崩し、
「アラ、こんなのでできちゃった」
ってノリで作ったものが結構多いかも・・・ってことなんだ。
その誰かのカラダは、
非常に身体能力が高く、人体機能もナチュラル
であったとのだろうけれど、ね。
さて、言いたいこと、わかるかな?
社交ダンスのフィガーには、
「テレスピン」に代表される
リード&フォローが難しいフィガー
誰に聞いても
「実はよくわかっていない?!」ような難解フィガー
は、
最初から、
「そのものを正確にできること」
は、目指さないほうが賢明よ、ってこと。
なぜか?
フィガーを作った誰かサンのカラダと、
あなたのカラダは、違うから・・・
だからといって、
「テレスピン」から完全に外れてしまうのも、残念!
作り手が
「このフィガーで、
こういう体験してほしいなぁ。
だって楽しいモン」
を追体験していく姿勢は、必要だと思うんだ。
ってことで・・・こう考えてみてはいかがだろうか。
「テレスピン」のような難解フィガーは、
「要は、こーいうフィガーなのよ」
という本質はしっかりと押さえつつ、
段階を経て、知っていくべき。
そうやっていくうちに、
どんどん進化を遂げていくべきなのだ。
最初から、出来上がりを求めない
教科書どおりを目指さない・・ってモンでもある。
「そうか!
見過ごし難点は、
テレスピンに取り組む際の、考え方にあったのね!?」
ってことで、
もう一点、あるんだな・・・
次回、それをお話ししよう。
ミニ・ミニ ボイス
“東京”です。
“人”の見過ごし難点を見つけだし、
本人と共に改善への道に乗り出していく
ソンナコンナな仕事が続いている。
これからも、より発展しながら続いていくだろう。
さて、
9月神楽坂・練習会の様子が、
ティーチャーズ・ブログにアップされました。
へぇ〜!
そんな感じだったんだぁ・・・
イメージしながらお読みいただくだけで、ダンスが上手くなりそう!?
どうぞ、よろしく。
お気に入りに追加