快刀乱麻クリニック
2017-09-02(第3876話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(38)~連結の儀、秘儀なる理由~
前回の
「連結の儀」の解説だ。
実を言えば、
この「連結の儀」身体操作レベルは、メッチャメチャ高い。
が、それだけに、ちゃーんとできるに従って、
さまざまな効果が期待できるものでもあるんだな。
ボディ・ワークを知っている人なら、
「わ、わぁお〜!!?!?!?
こんな、秘儀があったのですねぇ」
なる、すごいもんなんだよ。
ん?
なにが、そこまですごいのか、わからない!?
OK
では「連結の儀」から「すごい!」の、
ポイントをあげていくよ。
最初に注目すべきは、
「肩を後ろに回しつつ、
同じ側の腕を引っ張ることで、
勝手に腕が上がってくる」
ところだ。
どこが「すごい!」か、わかるかな?
そう!腕を上にあげようという意志はないのに、
勝手に上がってくるってところだ。
このとき、捉えた感覚は・・・
「筋肉の奥深い連動性で、腕が上がる体感」であり、
「背中と肩甲骨が連結しながら腕が体感」なのだ。
具体的には、
「脇や腰、反対側の背中の筋肉ともつながりながら、
手が上がる体感」
最終的には、
「カラダ全体が、腕とつながるという、壮大な体感」
となる。
これは、腕を上げるただそれだけのアクションに、
さまざまな筋肉が組織的に連動している現象なんだな。
特に、広背筋という優れもの筋肉を
ウマァク使えている「実感」だ。
広背筋は、おなじみの、アウターマッスル。
腕と脇、背中、骨盤にまたがるデカイ筋肉だ。
インナーマッスルと組むことで、効果は計り知れない。
比べるために、
意識して「腕を上にあげよう」と、やってみて。
ね、スカんとしているでしょ?
筋肉の奥深い連動・・・なぁんて、感じないでしょ?
さて、この、
「カラダ全体が、腕とつながるという、壮大な体感」は、
足腰や体幹部のパワーが、腕に伝わるということでもある。
ここが、
「すごい!」と言われる所以だ。
腕、単独だと
頼りなく、はかない力しか出せないだろう。
それが、
背中と連結すれば、エライことになるってもん。
まさに
「火事場のバカ力」ここにあり!って感じだろうね。
武道で、
小柄で非力な人が、
デカイ大男をころり投げちゃうパワーも、こうした
腕と背中の連動性から生まれるものだ。
ちなみに、ダンスで言うなら、
「フレーム・パワー」ともなる
「足腰、体幹部のパワーが、
すべてフレームに、向けられる」
ってことだ。
ミニ・ミニ ボイス
本日“神樂坂・練習会”です。
ご参加くださる皆様、ありがとうございます。
教師の方々、よろしくお願いします。
気を引き締め、感謝を忘れずに、ね。
あとは・・・ヒデくん、頼むわ!
“肥後橋”は、
ラテン&スタン専科です。
ラテン、ベーシックアクション、もうちょい進みます。
スタン、先月やった、
テレスピン〜スローアウィ・オーバースウェイ
何回も何回も、練習しまーす。
で、こちらもチョコっと足します。
美しい、あのライン・フィガーだよ。
よろしくね!!
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