快刀乱麻クリニック

2017-08-30
(第3873話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(36)~ショルダー・スウェイへの誘い~

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はーい、戻ってまいりました。
スウェイのお話、続きです。

さて、第3865話で紹介した、
スウェイをする際に融合、連動する5つのパーツの中で、
特別に取り上げたいものがあるんだ。

「ホバァ・クロス」においては、
歩順4 男性左 女性右
歩順6 男性右 女性左
歩順7 男性右 女性左
で、主に使用されているスウェイに絶対必要なものだ。

さぁて、どのパーツか、わかるかな?

その3 肩甲骨

ここで行われるスウェイは、
「ショルダー・スウェイ」ってもん。
もちろん、ショルダーだけでスルのではなく、
背骨、あばらとの連動では、あるだけどね。

この「ショルダー・スウェイ」
近年の競技ダンス・スタイルで、
よ〜く見られるようになったスウェイだ。
身体能力アップの「産物」だろうね。
立体美!!
かっこいい!!
ってもんで、憧れるダンサーは多いだろう。
でもね、この「ショルダー・スウェイ」かなり手強い。
そう、想像以上に高度なスウェイなのだ。
まず、カラダのゆるみ・ほぐしがかなり進んでいないと、
まぁ、無理。
特に、肩甲骨周辺のゆるみ・ほぐしは、必須だ。
肩甲骨が胸郭の上で、ずりずりスイスイ〜っと、
スライドできるくらいに、
自由度が高くないと、ね。
かといって、そのまんまだと、
スタン・フレームにおいては、リスキーだ。
どういうことかというと、
バラバラのままではダメだってこと。
(肩甲骨など)モロモロ部品が、
勝手に動きすぎても、困っちゃうってわけよ。
背骨のそれ(角度)と合致していないんだよね。
「腕だけスウェイ」は、かっこ悪いし、
機能面でもNGだ。

また、晴れて、
「胸郭の上を肩甲骨がメッチャ、
スライドできるようになった!」
という時点で、
「あばらを使ったスウェイ」をやったとしよう。
ちゃーんと、カラダの中ならスイングかけて・・・
これは、
スウェイの成長の過程としては、決して間違いではない。
が、この時期、コーチャーから、
「ちょっと、やりすぎじゃないの!?!?」
なる注意を受けたり、
相手としっくりこなかったり、
思った以上の効果が望めない・・
ソンナコンナは、当然あるはずだ。

なぜだ!??!

実は、
正しく「連結」されていないから、だ。

連結!??!?!

何と何の連結か?!?!

それは、肩甲骨背中、そして背骨だ。

 

ミニ・ミニ ボイス

有意義な“神楽坂”だった。

教師の方々の成長が、とても、うれしい。
自分と真剣に向き合うほどに、
“自分”は、応えてくれるものね・・・
アナタたちのおかげで、ワタシも成長していけます。
ほんま、ありがとうございます。

 

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2017-08-30 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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