快刀乱麻クリニック

2017-08-10
(第3853話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(23)~回旋・ミルフィーユ~

前回の
背骨の「カップリング・モーション」による
スリー・フォーラウェイ、やってみました?

背骨本来の機能である
側屈&回旋を利用することで、
スウェイがターンにつながる立体的なアクションになる・・・
これが、すごいって話だったね。
質問?
どうぞ。
「通常、スタンダードでは、男性が右回りのステップは、
女性も右回りではないですか?
でも、前回のお話では、反対になっていますよね?
例えば、
フォーラウェイのとき
男性は左スウェイで回旋は、右
女性は右スウェイで回旋は、左という風に。
それでは、
噛み合わないのではないですか?」

お、いい質問ね。
確かに・・・外側の回旋をしては、上手くいかないわ。
でも、ここで言っている回旋は、
背骨の回旋、つまりは、
すごーくカラダ深部でのアクションなのね。
カラダの深部で行われた回旋は、
外へと向かう際、バランスをとり続けるものなんだ。
言っていること、わかるかな?
例えば、
フォーラウェイのとき、
男性は左スウェイでの回旋は右、
だが、その右回旋と上手くバランスを取るために
どこかで、左回旋も行っているってもん。
また、その左回旋とバランスをとるために、
右回旋を行い、
またまた、その右回旋とバランスをとるために、
左回旋を行い・・・
となる状態が、目指す「自然」なのだ。

言い換えれば、
回旋は、層になっているってこと。
回旋・ミルフィーユなのだ!!

ポイントは、
カラダの深部、背骨で、
自動的に行われている回旋をやめないこと。
いや、その前に、
背骨で回旋が、自動的に行われているってことを知り、
その動きを邪魔しないことだ。

カラダ深部で行われている背骨の側屈や回旋が、
表面に出てくる感覚は、
独特だ。
ジワジワッ〜
ムクムク〜
しかも、呼吸感覚が伴っている・・・これも、ポイントだ。

さて、
背骨が本来持っている機能
「カップリング・モーション」による
スウェイ&ターンをざざっと見てきたが、
実はですね、
この機能を活かしつつ、
スリー・フォーラウェイを行うには、
“ある部分”との連動が必要なんだ。
それがうまく機能していないと、残念!
ストライドの出ない、
小さなスリー・フォーラウェイで終わってしまうんだ。

さぁて、“ある部分”はどこでしょう!?
股関節

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”スタン&ラテン専科終了!

めっちゃ蒸し暑い!にもかかわらず、
ご参加くださった皆さま、
ホンマありがとうございました。

スタン専科
「ヘッド・ウエイトを使って踊る」
インナーに描くメビウスとの連動で、
びっくり!
美的・ワルツへの扉が開いたね!

ラテン専科
「ベーシック・ムーブメント開眼」
ここに来て、
ようやく!?
サンバ・ベーシックの伝授。
一気に「締まった」ね。

ボディ・アイソレーション&コーディネート
で、この先もどんどん上手くなるよ!

ありがとうございました。

 

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2017-08-10 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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