快刀乱麻クリニック
2017-07-28(第3840話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(10)~スイング拡大で大きく動く~
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エクステンディッド・リバース・ウエーブにおける
「見過ごし難点」の続き。
さて、誤解のないように言っておくと、
エクステンディッド・リバース・ウエーブにおける
「ウエーブ(波)のようにうねりながら、
ざぁ〜っとダイナミックにフロアーを進んでいくフィガー」
というようなイメージが、
間違っているわけではない。
そのイメージのまんま
「動こう!」としてしまうことに、
問題があるっていう話だったんだな。
音楽の表現が基盤となってスイングが起こっている
また、
スイングの基本となる横へのスイングが、
ちゃーんとできている
この2点を押さえたなら、
もっと大きく踊ることは、全然OKなのだ。
そのためにはどうしたら良いのか?
答えは、簡単。
もっと、スイングを大きくしていくんだ。
音楽との合奏でカラダの中で生まれた
小さなスイングを拡大していくって感じなんだ。
ん?
よくわからない?
OK 実際にやってみようか。
4〜12歩の部分だよ。
(男性は後退 女性は前進)
男性ステップ、女性ステップ共に
歩順5(男性左足 女性右足)
歩順8(男性右足 女性左足)
歩順11(男性左足 女性右足)
に焦点を当てる。
ここは、
左右へのスイング・アップもしっかりかかる部分だが、
上方への動きも加えるんだ。
つまり、インナーをしっかりとリフト・アップさせる。
イメージは頭のてっぺんから
紐(ひも)のようなものが出ていて、
それが上方へググって抜かれていく感じだ。
(わかるかなぁ)
すると、
接地脚側のアバラと骨盤の間のスキマが広がり、
遊脚側のアバラと骨盤の間はぎゅっと詰まるんだ。
そう、結果、スウエイがかかる。
また、アバラのスイングも大きくなる。
また、骨盤が振りやすくなるため、
ヒップ・スイングもかかる。
(結果、フットワークがT になる)
上記、アバラ・スイングとヒップ・スイングによって、
スイングが拡大されるというわけだ。
これだけではない。
アバラによる、前後のスイングも加えるよ。
それから、ローテーションも生まれる。
これによっても
ダイナミックさが生まれるんだ。
男性ステップ、女性ステップ共に
歩順4 5 6で左へ
歩順7 8で右へ
歩順9 10 11 12で左へ
が基本だ。
ローテーションの際は、腕、アバラでやらないように。
胸椎を回旋させている感覚でね。
ミニ・ミニ ボイス
神楽坂・練習会
8/05(土)14:00~15:00(13:30開場)
の内容、決定いたしました。
「ダンサーのための歩行について」
担当教師のオリジナル・レッスンです。
ドキドキの初・挑戦。
エレナちゃんも楽しみです。
ご参加くださる皆様、
どうぞよろしくお願いいたします。
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