快刀乱麻クリニック
2017-07-24(第3836話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(6)~スイング・ダンスのスイングは、横が基本~
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エクステンディッド・リバース・ウエーブにおける
「見過ごし難点」の続き。
今からお話することは、
エクステンディッド・リバース・ウエーブに限ったことではない、
スロー・フォックストロット全体に言えることであり、
もっと言えば、
スイングというアクションについての考察なので、
よーく、聞いて欲しい。
スイング・ダンスのスイングは、横が基本だ
前後ではない。
でも、
多くの人が、何気に、前後が基本だと感じている。
そうかなぁって思ったあなた、
スイング・ダンスのスイング運動をカラダで表現してみて、
と言われたらどーする?
脚を振るのかな・・・と思わない?
しかも、前後に。
そう、多くの人は、
スイング・ダンスのスイング運動の基本を、
脚部のスイングだと思っている。
方向は、前後。
だから、問題なのだ。
前進の際、
「前へ進もう」とばかりしてしまい、床を蹴る。
カラダは力み、コーディネートしなくなる。
音楽そっちのけ、になってしまう。
相手とのコミュニケーションにも様々な問題が生まれるだろう。
ん?
スイング・ダンスのスイングは、
横が基本であるという理由がわからない?
理由は・・・
左右に体重移動することが、ダンスの基本だから。
その体重移動の精度が上がることで、
相手にも正しく伝わっていくことが、
大事だから。
例えば、前進するとき、
ただ単に脚を前後に振っても、前進できない。
振った勢いで移動できても、
精度はめっちゃ低いよね。
それに、
当然のことではあるが、
前進をしたいのは、脚じゃないよね?
ボディだよね?
脚はその道具にすぎない。
いや、その道具がなくても、前進できる。
左右にカラダを切り替えるだけで、
アシはカラダの下に置いていくのみ・・・・
それだけで、前には進むよね?
そう!
左右にカラダを切り替える・・・これこそが大事なのだ。
その切り替えに、スイングという揺れを使う。
これが
スイング・ダンスのスイングの基本だ。
ワタシ思うに
スロー・フォックストロットという種目は、
「スイング・ダンスのスイングは、横が基本」
であることを証明するかのような
踊りだ。
その中でも
エクステンディッド・リバース・ウエーブ
は、その最たるもの。
横へのスイングから、
上下スイング(ライズ&フォール)
前後スイングが生み出された過程が
非常に体感しやすい動きなのだ・・・
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”スタン&ラテン専科
呼吸モードになると、
一気にレベルアップするねぇ!
気の衣をまとうと、
30センチくらい背が高く感じるね!
「夏祭り」パフォーマンス
いやぁ!楽しみだなぁ。
さて、24日は、
「音楽体操・発祥の地」へ行きます。
ヒデ先生の、成長ぶりを見届けに・・・
“姫路メンバー”にお会いできるのも、嬉しいです。
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