快刀乱麻クリニック
2016-12-17(第3616話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る コネクト・モード新考察(4)~コネクト・モードには2つの次元がある〜
ではでは、
コネクト・モードについて、
ジュンコ・メソッド新考察に入りまーす。
これからお話しすることは、
コネクションに限ったモンではなく
ダンス・テクニックすべてに通じるものなのだが、
特に、コネクト・モードには、
大きく2つの次元があることを押さえておかねばならないんだな。
2つの次元とは?
物質的次元と非物質的次元だ。
肉体的次元と気体的次元だ。
言い換えれば、
形があって、目に見える次元と、
形がなく、見に見えない次元だ。
男性と女性が手を取り合った時、肉体的に触れ合っている。
行われているのは、コンタクト=接触だ。
ここから、コネクト=接続に入って、踊りの世界へ・・・
となりたいのだが、
普通は、
手と手をコンタクトすることによって、
コネクトが始まったつもりでも、
それは、肉体的次元でのことであるケースがほとんどなんだ。
だから、それに続くリード&フォローも、
フィジカル(肉体)止まりになってしまう。
体重移動なりの勉強をやるにつれ、
知らない間に、
気的次元でのコネクションにたどり着いていく場合も多い。
しかし、主体は、あくまで肉体的次元であり、気的次元ではない。
肉体的次元のコネクションによる“情報量”が多くなるため、
気体的次元のコネクション感覚は、薄いままだ。
ところが、訓練を積めば、事態は逆転する。
気体次元のコネクションの情報を、濃く捉えるようになる。
主体は、気的次元となり、
肉体的次元はそれにフォローするようになるのだ。
そうなれば、
前回、紹介したコネクト・テクニックを、まんま活かしながらも、
感覚は全く違うものになる。
もちろん、リード&フォローも、次元も大きく変化する。
え?
肉体的次元ではなく、
気的次元が主体となることの、メリットは何かって?
OK
お話ししよう。
コネクション・テクニックで、
「やらねばならない」ことが、減る。
なぜか?
「手と手をコンタクトすることによって、
コネクトが自動的に開始される」
からだ。
とにかく
コネクション・テクニック感覚そのものが、
メッチャ変わるんだ。
また、気的次元が主体になるには、
しかるべき訓練をするわけだが、
その訓練=プラクティス自体が、楽しいんだ。
「あぁ、繋がって踊るってこういう感覚なんだ」
を体験していけるから。
ムフフ・・・
興味を持っていただけました?
では、次回より、
コネクト・プラクテティス、スタートです。
ミニ・ミニ ボイス
本日“ゼロプラ”です。
ご参加くださる方、ありがとうございます!
本年、ラストです。
ウォーキング・ルンバ
タンゴ・ファンデーション
やります。
カンタービレ・ワルツ
バイラ・サンバ
練習もアリです。
わぁ〜やりたいこと、いっぱい!!
どうぞ、よろしくお願い致します。
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