快刀乱麻クリニック

2016-12-16
(第3615話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る コネクト・モード新考察(3)~コネクション・テキスト・レクチャー〜 

「コネクション」は、手だけのことでは、
決して終わらない。
姿勢立ち方体重移動・・モロモロの総合だ。
もっと言えば、
各自のカラダの中の変化
精神状態までも含まれての「コネクション」だもんで、
教える側の価値観が出やすいものでもある。

ルンバにおけるコネクト・モードの、
ジュンコ・メソッド考察に入る前に、
テキスト的観点も含めた、
色んなコーチャー方の“意見”を一緒に観てみよう。

シーンは、
「さぁ、これから、ルンバを踊りましょう」
てな、オープン・ポジションにおける
ファースト・コンタクト。
男性左手、女性右手のグリップだ。

「およそ、腕の長さ位、離れて向かい合う。
軽く肘を曲げた状態で手を取り合う。
グリップは二人の中間」

「体重が床から浮かないように、
腕を少し収縮させ、
低い位置でつなぐことが大事。
力んでいると、背中が上がったり、
肩の位置が高くなったりして、高くなるから注意」

「男性の親指は、女性の右手の甲の中央に置く。
人差し指、または、
中指は、女性のてのひらの中央に置く。
感覚的には女性の手を包み込むように」

「男女共に、手首はまっすぐ。
手首は、固定する感じで、折れ曲らないように。
女性の手首はやや引き気味にする。
男性の肘(ひじ)から女性の肘までが一直線になるように」

「手と腕は、常にリラックスすることが肝要。
『ダラリとぶら下がったような重み』を
お互いに感じ取れるように」

色々、習ってきたなぁ(苦笑)
個性的アイデアって感じも教えもあったけど、
モチ、どれも間違ってはいない、正解だ。

他にはこんなのもあるよ。

「指は固まらず、フレキシブル(しなやか、柔軟)に。
手首は、固定。
肘は、まっすぐキープ。
これで、ブレずに、ボディの動きや、
ウエイト移動を伝え合うことができる」

「アームの前腕は水平に。
二人の距離が遠すぎて、肘が伸びきったり、
反対に近すぎて、前腕が山形になってはいけない」

「男性はまっすぐ伸ばした女性の
手の横(小指サイド)から掴む」

さまざまなコーチャーから伝えてもらったテクニックを、
思い出しながら書いていくとね、
「あぁ、あの頃、一生懸命、
コーチャーの言うことをやろうとしたけど、
どーしてもできなかったはずよねぇ」
と、理解できるわけ。
コネクトできるカラダもハートもなかったからだ。

最もよくわからなかったのは、
コネクションを散々習った後に言われる、
これらの言葉だった。
「床へちゃーんと立てていないから、
(コネクションが)できないんや」

「男性に『預ける』という感じがない」

ソンナコンナを言われるから、
ビビってしまって、もっと組めなくなる・・
悪循環だったよなぁ。

さて、次回より、コネクト・モード、
ジュンコ・メソッド考察に入っていこう。

 

ミニ・ミニ ボイス

今月のなんちゃって・エンジョイ・タイムは、
スキー・エクササイズでーす。

股関節フリーによる、重心移動のお勉強。
サイドランジ&ツイストのシンプルな運動だけど、
かなり、ムフフ・・・なのだ。

「これが、股関節フリー感覚か!?」
「背筋の移動って、
こういうことかぁ!?」
感動もの!?

お楽しみに。

 

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2016-12-16 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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