快刀乱麻クリニック

2016-08-23
(第3500話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(8)~CBMによるプレパレーション〜   

ヒデヒコさんとのレッスン&対談形式で進めてまいります
「実践的スイング・テクニックを手に入れる」
続きです。

 

ジュンコ先生
「プレパレーションは、準備ね。
この準備に、スイングを使うのよ。
言い換えれば、相手にスイングで
『さぁ、これから踊りますよぉ』と伝えるわけ。
言っていること、わかるかしら?」

 

ヒデヒコ
「はい。
そーいうのが、メッチャ難しい!
相手と合わないと、固まってしまうんです」

 

ジュンコ先生
「あぁ、そうだったわね。
特に、スタート・・・動き始めは、難しいものね。
男性側に必要な知識がないと、
スタートからたくさんの問題を生んでしまうわ。
では、
プレパレーションのときに、
どういったスイングを起こすか
・・・ということなんだけど、
スイング・ダンスの場合のプレパレーションは、
大きく2種類あるの。
実際やってみましょうか。
まずは、シャドウでね」

 

ジュンコ先生、ヒデヒコさんと並んで鏡の前へ。
ヒデヒコさんに指示を出す。

 

ジュンコ先生
「肩幅よりやや小さめ、
そう、股関節幅くらいに足を開いて、
左右に揺れてみましょうか」

 

ヒデヒコ
「体重移動を感じるわけですね?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
セスジのまっすぐ感を感じ取れるかな?
右足に体重が移動したとき、
前にセスジを移動させようとしてみて。
倒れかけてしまうくらい前に・・・さぁ、どうなった?」

 

ヒデヒコ
「左足が前進しました」

 

ジュンコ先生
「そうね。
今のスイングが、1つ目にあたるのよ」

 

ヒデヒコ
「???」

 

ジュンコ先生、白板にこう書いた。
CBM

 

ヒデヒコ
「え?
CBMって、スイングなのですか?」

 

ジュンコ先生
「CBMもスイングから成り立っているのよ。
今、右足の上で、セスジを前に持って行ったとき、
ローテーションがかかったでしょ?」

 

ヒデヒコ
「はい。
左に回転しました」

 

ジュンコ先生
「そうね。
ヒデヒコさんは、どうも、
自然に左回転がかかったようなので、
感心したのよ。
『踊れるカラダの基本』ができているなって」

 

ヒデヒコ
「はぁ、・・・ネイティブですが(笑)
ただ、多分CBMというテクニックについては、
よくわかっていないと思います」

 

ジュンコ先生
「そのようね。
CBMについての基本ができていないと、
スイングできても、相手と上手く踊れないわ。
CBMの話に入る前に、
スイング・ダンスのプレパレーション、
2つ目をやってみましょう」

 

ミニ・ミニ ボイス

コードの勉強を進めてます。
コードとはエネルギーの通る、線。
延長コードっていうじゃない!?
あの、コード。
まぁいや、つながりのことよ。

目に見えないところでの、
対人関係の決め手が、実は、このコードなのだ。。
スピ系の話なんで、やや難解・・・だけど、
本気で、
ダンスのホールドを良くするには、
メッチャ必要なモン。
教師コースの方々には、必須。
知識だけでなく、実践も、ね・・・

 

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2016-08-23 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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