快刀乱麻クリニック

2016-08-22
(第3499話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(7)~ウエイト・リリース〜   

ヒデヒコさんとのレッスン&対談形式で進めてまいります
「実践的スイング・テクニックを手に入れる」
前回の続きです。

 

ジュンコ先生
「ヒデヒコさん、
今やったような横揺れ、
スロー・フォックストロットのスタート・・・
予備足前に行うかしら?」

 

ヒデヒコ
「はい。
右足体重で、女性と組んでから、
左、それから右へと揺れますね」

 

ジュンコ先生
「では、その場合、使用しているスイングは?」

 

ヒデヒコさん、横揺れを試してみている。

 

ヒデヒコ
ペンデュラム・スイングかな」

 

ジュンコ先生
「正解ね。
それだけ、かな?」

 

ヒデヒコ
「え?
他にもあるのですか?」

 

ジュンコ先生
「ペンデュラム・スイングと、
双璧の2大スイングといえば?
ペンデュラム・スイングの反対の・・・」

 

ヒデヒコ
メトロノーム・スイング

 

ジュンコ先生
「そう、正解ね」

 

ヒデヒコ
「どこで、メトロノーム・スイングを使っているんやろ?」

 

ヒデヒコさん、
再度、横揺れを試してみている。

 

(ヒデヒコさんの様子を観ながら)

ジュンコ先生
「今、メトロノーム・スイングを使っているわ」

 

ヒデヒコ
「え?」

 

ジュンコ先生
「“両端”よ。
左から右の“両端”に行くまでは、
ペンデュラム・スイング
“両端”では、
フワっとウエイト・リリースしているので、
メトロノーム・スイングがかかる。
わかるかしら?」

 

ヒデヒコ
「ウエイト・リリースって、体重の解放?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
左右の端で、背筋がぐーっと伸びたら、
ボディが足から出て行こうとするでしょ?」

 

ヒデヒコ
「なるほど!
あ、わかった。
ペンデュラム・スイングの延長に
メトロノーム・スイングが自然にかかることで、
スイングにつながりが生まれるのか!?」

 

ジュンコ先生
「お、いいところに気がついてきたわね。
最近は、
スイングに対する解釈も進んできて、
『スイング・ダンスでは、
ペンデュラム・スイングと
メトロノーム・スイングは交互にかかる』
というコーチャーもいるわ」

 

ヒデヒコ
「ん?
イメージが難しいです」

 

ジュンコ先生
「そうね。
でも、ワタシ的解釈は、もっと難しいかも(笑)
『動きの中で、ペンデュラム・スイングと
メトロノーム・スイングは共存している』
上から吊っている構造で、
背筋が常に揺らいでいる
進化系のボディになるほどに顕著になるわ。
この辺りは、もう少し先になってからお話しましょう。
では、次、その横揺れを前後の揺れに変えていくわよ。
プレパレーションの練習よ」

 

ヒデヒコ
「やった!
お願いします」

 

ミニ・ミニ ボイス

ヒデくん、ホコリ・アレルギー発症。
家の掃除をやっていて、
クシュンクシュン・・となったそうな。
安いティッシュもダメ。
(鼻セレブは、OKです)
クシュンクシュン・・が、余計にひどくなるそう。
本日、音楽体操のレッスンだけど、大丈夫かなぁ。

ちなみに、ワタシの体調は快方へ。
色んな部位の痛みも、変化してきました。
ありがとうございます。

 

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2016-08-22 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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