快刀乱麻クリニック
2016-08-17(第3494話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(5)~スイング・トゥ・スイング〜
なぁんにも考えずに、歩いてみましょか。
では、質問
「体重移動は、ちゃーんと正しくできていましたか?」
多くの人は???だろうね。
「体重移動?
まぁ、歩いてるんだから、
できているんじゃないの?」
ひょっとして、
フツーならOKになっちゃうかもしれない。
ところが、だ。
ダンスだと、ブー。
ちゃーんと正しく体重移動ができていないと、
一緒には踊りにくい。
もちろん、
男性が女性を「自分の体重移動に連れ込む」
または、その逆さま
女性が男性を「自分の体重移動に連れ込む」
と、
やると、踊れなくはない。
しかし、
お世話してもらった側は、
自力で体重移動するチャンスを失ってしまう。
だから、ワタクシ、
ボディ・コンタクトを勧めないのよね。
ボディ・コンタクトすると、
相手に合わせるために多大なエネルギーを消費する。
で、自分に向かう力、集中力は、どうしても散漫になる。
相手の前に、まずは、自分。
自分の揺れ、スイングを豊かで正確にしていかないと、
“弱い”方が、相手のものになってしまうんだ。
おっと、話を戻そう。
正しい体重移動に、スイングは重要な役割を果たしている。
言うならば、
歩行&移動が
左右の足の
「フット・トゥ・フット」
ではなく、
「スイング・トゥ・スイング」
となることが、理想。
しかも、
左右の乗り換えのルートが、
たくさんのスイング・ラインでつながる・・・
これが目指すところ。
そうすれば、
ただ単に、左右に乗り換えるだけで、
「めっちゃ、楽しい!」となるカラダ。
「スイング・トゥ・スイング」
これこそが、手に入れたい、
「実践的スイング・テクニック」なのだ。
さて、歩行時の左右乗り換えに必要なスイングを挙げてみようか。
ペンデュラム(振り子)スイング
サイド・スイング
ロータリー・スイング、ドア・スイング
メトロノーム・スイング
カラダの部位別スイングとしての
フット・スイング
レッグ・スイング
ヒップ・スイング
ボディ・スイング
ショルダー・スイング
アーム・スイング・・
え?
すべて!?
歩行ってそんなに複雑なの!?
そーだよ。
てなことを、ざっくり押さえておいて、
ヒデヒコさんとのレッスン&対談に戻ろう。
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”ワークショップにて。
「CBMの誤解」コレを正すのが、
メッチャ大事ダァ〜って思ったよ。
背筋の回旋運動
タイミングと方向と量を合わせる・・・
なぁんて、繊細なモンなんだろう、
社交ダンスって。
人体の不思議を、
どんどん紐解いていく作業は、
楽しくてたまらないでーす!
あ、そう!
ベルギーのおみやげでビールをいただきました。
ビンのまま、ゴクゴクゴク・・・・
わ!美味しい!
おつまみなしでも、イケます。
ありがとうございました。
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