快刀乱麻クリニック
2016-06-08(第3424話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る ズバリ!ワンピースで踊るには!?(53)~チェックド・フォワード・ウォーク〜
チェックド・フォワード・ウォークは、
ベーシック・ルンバのフィガーの中にたくさん出てくるよ。
前回紹介した
クローズ・べーシック・ムーブメント
以外にも、
オープン・べーシック・ムーブメント
(男性歩順1 女性歩順4)
おなじみの
ニューヨーク
男性のオープン・ヒップ・ツイストの歩順1も、そうだ。
それから、男性の
ホッキースティック、アレマーナ
における歩順1も、
チェックド・フォワード・ウォークだ。
このチェックド・フォワード・ウォークが、
サマにならない
なぁんかうまくいかないって方への
幾つかのアドバイスを試みよう。
まずは、大前提として、
カラダが落っこちていないか?
アバラと骨盤の間がちゃんと開いているか?
つまり、ツリたれているか?
ってことがある。
カラダが、ひとかたまりになっていては、
できないアクションなんだ。
実は、ちゃーんとソンナコンナができていないことが、
チェックド・フォワード・ウォークできないって人の
あらゆる問題の大前提!ってことを押さえておいて、
次に進もう。
フォワード・ウォークとの差をカラダでわかっているか?
フォワード・ウォークは、
「前に進むことを目的」として、
アップからダウンになる。
チェックド・フォワード・ウォークは、
「前に進むことを止め、後ろに戻ることを目的」として、
アップからダウンになる。
ここが最大の違いだ。
これをボディで意識的に行うことで、
いい感じのチェックド・フォワード・ウォークになる。
え?
アップとダウンの意味が分からない?
OK
では、右足体重で左足を、
ポンと前にポイントしてみて。
これから、この左足に体重を乗せていくよ。
右足の上で、ヒップを右にローテーションさせる。
その右ローテーションを保ちながら、
左足方、左斜めへ、水平移動してみて。
そう、右足のかかとを床からあげると、いいね。
ボディが前に移動した?
右足は後ろに、突っ張っておいて。
右手で、左のアバラの下部を触ってみよう。
ぐっと開いた、または、伸びた感じがしている?
で、高く感じない?
いいね!
この感じがアップなんだ。
ここから、
さらにもうちょい前へ背筋を運ぶことをしっかりと行う。
カラダの中、
ヒップあたりもググって引き延ばされる感じがしたらいい。
そのバネのような引き延ばしが、
縮もうとする感じで、
左ヒップが左にローテーションを始めると、
ダウンに切り替わる。
伸ばされていた左アバラが収縮する。
この収縮を利用して、
前進するのがフォワード・ウォークで
後退へと切り替えるのが、
チェックド・フォワード・ウォークなのだ。
フォワード・ウォークは、アップ時期が長い。
つまり、
右足のかかとが上がってから、
さらにもうちょい前へ背筋を運ぶことをしっかりと行う。
カラダの中、
ヒップあたりもググって引き延ばされる感じがしたらいい。
チェックド・フォワード・ウォークは、
この“もうちょい先へ”がないわけだ。
カラダの方、手前に足を置く感じだ。
結果、後ろ足にも違いが表れる。
フォワード・ウォークの場合は、
かかとが床から高く上がったトゥ
チェックド・フォワード・ウォークは、ボールだ。
おわかりいただけたかなぁ?
ん?
質問?
どうぞ。
「同じ、チェックド・フォワード・ウォークでも、
ホッキースティック、アレマーナの男性それに、
オープン・ヒップ・ツイストの男性・・
なぁんか、やっていることが違うように感じるのですが」
そうね。
相手との関わりが全く違うからそう感じるはずね。
「あぁ、そういうことか!
その違いを知ると、
相手とワンピースに踊る道が開かれてくるのですね!」
そのとおりね。
「オープン・ヒップ・の男性が、特に難しいのです。
後退する女性を押してしまうようで・・・」
わかったわ。
もう少し詳しく解説しましょう。
ミニ・ミニ ボイス
第3395話下ボイスの続き・・・
認知症の方々と、交流させていただいた。
感想
「なんか、ちゃうやん!?(違うよ)
これって、ちゃうわ(違うわ)」
何が違うかというと・・・
「認知症?!
老人!?
動けない!?
歩けない!?
ホント?
元気じゃん。
感じる心も体も、ちゃ−んと、ある。
ひょっとして、
ワタシたちより、
ずっと、健常者なんじゃないの?」
ヒデくんも同じようなことを、感じたそうな。
1ヶ月前、覚醒したおじいちゃんは、
な、なんともビックリな進化を遂げていたし、
みんな、ダンス、上手くなっていた。
「来月もまた来てね!」
って!?
あぁ、何か、根本的に、
間違っているのかもしれない・・・
めっちゃ、美味しい枇杷(びわ)をいただきながら、
濃厚で、長かった1日を思い起こしております。
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