快刀乱麻クリニック

2016-04-06
(第3361話)快刀乱麻クリニック ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ズバリ!ワンピースで踊るには!?(26)~アステリオンと胸鎖乳突筋〜 

第29回 読者限定ワークショップの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

前回の続き。

 

謎の言葉
「アステリオン」
別名 星状点
ギリシャ語のアステール「星」に由来している。
綺麗な名前ね。

で、アステリオンとは何かというと
「骨」の用語なんだ。
頭蓋骨表面にある、頭頂骨と側頭骨と後頭骨と交点だ。
って、イメージわかないよねぇ?

じゃぁ、これではどうだ?
「胸鎖乳突筋」の始まるところ。

え?胸鎖乳突筋、わからない?
いやぁ、ダンサーにとっては
「めっちゃお世話になってます!」
な、筋肉だから、
知っておいたほうがいいよぉ。

過去記事にも何度か登場したので、
大事な点だけざざっとまとめておくと、
胸鎖乳突筋は・・・
横を向くと浮き出る首筋に浮き出るV字型の筋肉で、
胸骨、鎖骨から始まり、
耳の後ろ側(乳様突起)まで伸びている。
柔軟性を失い、固くなってくると、
アゴを突き出すような感じになり、
頭を支えている第2頸椎(けいつい)に影響が出る。
役割は、頭・首を安定させる、
首を屈曲させる、首の回旋。
頭の位置を決める際の重要な筋肉でもある
GOODな緊張感を持たせておくと
「首の上に鎮座した静かなる頭部」が手に入る。

今回、大事になってくるのは、
「胸骨、鎖骨から始まり、
耳の後ろ側(乳様突起)まで伸びている」
てな部分だ。
「首の後ろ側(乳様突起)」にあるのが、
アステリオンなのだ。

このアステリオンが、
すーっと引っ張り上げられた位置にある時、
胸鎖乳突筋が、上記にあるような、
GOODな緊張感を持った状態になり、
「首の上に鎮座した静かなる頭部」になるんだ。
それは
胸鎖乳突筋によって、
鎖骨、胸骨がアップした状態であるとも言える。

「そうすると、
あごが下がって、
肩甲骨も下がった感じになるのですが」
正解!
それでいいんだよ。

さて、アステリオンが、
すーっと引っ張り上げられた位置にある時、
カラダは軽く感じるはずだ。
踊る時のヘッドの位置も、ここにあるといいんだ。
実際に、試してみようか。

両方の手で、頭をサイドから、ガシって掴んでみよう。
親指を、耳の後ろのある骨にひっかけるようにして、ね。
で、ジワジワと引っ張り上げる。
鏡を見ながらやってみて、
「あ、胸鎖乳突筋が見えてきたぞ」
となったら、OK
見えてこなかったら、一旦頭から両手をはずし、
鎖骨の下に指をあてがい、
上むきに、5ミリほどアップさせる。
それから、また、頭をつかんでガシっ、
じわじわと引っ張り上げてみよう。
自分の最適ヘッド位置が、わかってくる。

おっとぉ、力んでやってはダメよ。
デリケートな部位だからね。

 

ミニ・ミニ ボイス

今、ホテルの部屋に、
昨日のイベントで頂いた花束を飾ってます。

白で統一。
ハイセンス、です。
花は3種。
「もう!好き!」
な、組み合わせです。

主人公は、
「カラー」
凛と、してます。
「カーネーション」
優しく、微笑んでます。

それから・・・
あ〜これって、なんという花だろう?
かわいい!!
弓状にしなった枝に、
モコモコっとした花が、いっぱいだぁ。

教えていただいた。
あぁ、
「コデマリ」かぁ!!!

「凛としっかりしていて、
しかも、優しく、可愛らしい」
そういう3部構成の女性は、憧れだ。
なぁんて、思いながら、見入ってます。

フツーのブログだと、
「ほら、こーんな感じ」
で、写真をどーん
なんだろうけど・・・
ごめんね、イマージュ(イメージ)してくださいませ❤

 

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2016-04-06 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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