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2025-10-15

（第6842話）Junko’s Information（お知らせ） vol.60　花押　〜書く行為で、記憶の戻り！？〜

昨夜から、花押（かおう）に“支配”されている。
ずーっと、頭から離れないんだ。

兄貴が“現役中”使っていた花押。
ナニを模しているだろう？
魚？
えび？
へ？　麒麟なの！？
「麒麟がくる」のあの麒麟！？
（第6100話参照）
ふー。
意味深。

花押とは、サイン、署名。
BUT！ただのサインとちゃうでぇ。
「図案化し、花のように美しく書かれた自署」
さながら、ダンスの“ピクチャーポーズ”か。

さて、事の起こりは、突然だった。
なにやら、神経接続があったように、
キーン！！
兄貴の花押（かおう）のことが、脳内ビジュアル（多分、松果体）
として、出てきたのだ。
以降、気になって、気になって、仕方がない。
バサラ曰く
「これも、記憶の戻り
return of memory （リターン・オブ・メモリー）の現象だ」
（第6835話参照）

ネットで調べた。
一気に、カラダが反応。

見よう見まねで、書いてみた。
朱色の筆ペン
お？！
なんだ！？
この感覚！？
血が騒ぐぞ。

何度も何度も、書きまくった。
もっと、かっこよく、もっと綺麗に・・なーんて、工夫しながら
練習。

書く行為って、なんか、すごいぞ。
記憶の戻りに、めっちゃ、効くぞ。
書くたびに、シナプスが繋がっていくんだ。
喜びが繋がっていくんだ・・・
ふわぁ。

メッセージに従い、Junkoの文字を加えた。
新・花押、完成。
よし、もう少し練習を積んで、
これからは、このサインでいこう。

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