エッセイ

2019-03-29
(第4449話)チョット中休み エッセイvol.135 進化系・猪突猛進のススメ(75)~聴き分けが敏感になる~

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2019春のビッグ対談!
「進化系・猪突猛進のススメ」
続きです。

ジュンコ先生に「倍音」を褒められたエレナちゃん。
ずーっとトーニングを試している。

 

エレナ
「 トーニングをやっている間に、
自分の声を聴く感覚が、つかめてきました。
想像していた“感覚”とは、
違っていたので、驚きました」

 

ジュンコ先生
「あら、どういう風に違っていたのかしら?」

 

エレナ
「最初は、自分の声を聴くということ自体、
なんだか、恥ずかしいな、
やっているうちに慣れるようになるのかなと思っていました。
でも、全く、そういうレベルのものではなく、
とても自分の声と、
客観的に向かい合っている感じがしてきたのです。
自分のカラダの内側で響いているのにも関わらず、
遠くに感じる・・・」

 

(ジュンコ先生深くうなずいている)

 

エレナ
「ほんの少し“意識”を変えるだけで、
音色や音程が、変化しちゃうこともわかってきました。
あ、それから・・・
肩や喉がちょっと力むだけでも、
音が変わってしまうことや
『もっと良い音を出そう』とか、
『今の声は悪かった』みたいな、
ミョーな感情が少しでも入ると、
うまく音が出ないことにも、気づきました」

 

ジュンコ先生
「良かった!
敏感になってきたのね。
自分が出す “音”に敏感になれるほどに、
他者の“音”にも、敏感になれるから。
もう少し、
レベルアップできたら“ヒデくん・クラス”ね(笑)」

 

エレナ
「ヒデくん、敏感、なのですね!?」

 

ジュンコ先生
「ええ。
電話の声、一音で、人の精神状態がわかる・・・
聴き分け能力、スゴイわよぉ〜。
ショウジョウバエ並みよ(笑)」

 

エレナ
「ショウジョウバエ?!
あの・・・小さなハエですか?」

 

ジュンコ先生
「そうよ。
結構、スゴイのよ。
音のリズムをちゃーんと聴き分けながら、
コミュニケーションをとっているの」

 

エレナ
「ハエとかハチとか・・・
聴き分け能力、すごそうですね」

 

ジュンコ先生
「人間だって、本来は、
スゴイんだけど、活かしてないのよね。
聴き分け能力、復活のためには、まず、
狂ってしまっている
“聴覚フィードバック機能”を直さないといけないわ」

 

エレナ
「聴覚フィードバック機能!?
何ですか、それ」

 

ジュンコ先生
「自分が出した“音”を、
瞬時に耳で確かめる機能よ」

 

ミニ・ミニ ボイス

“肥後橋”スタン専科&ユニプラ終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

スタン専科
一音一音、コミュニケーションを取る大切さ。
イメージ、意識次第で、ダンスが激変する面白さ。
一つひとつが、染み入るような時間でしたね。
飛行体・タンゴ・ポジションも、見事でした。

ユニプラ
“蹴り”が、効いたねぇ。
自然なヒップ・スイングが、美的!
先輩&後輩が、
スイングラインを交換できた、特別な時間。
ありがとうございました。

さてさて、
“神楽坂”へ出発です。
100プラです。
ヒデくんも、一緒です。

 

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2019-03-29 | Posted in エッセイNo Comments » 
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