エッセイ

2018-06-19

（第4166話）チョット中休み エッセイvol.133　とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話（151）～出会い系は嫌だ！？～

前回の続き。

「ビギナー向けダンスライブ」
会社の新年会、忘年会、設立記念や、
異業種交流会など「各種イベント」の中に、
社交ダンス・タイムを作り、体験してもらうものだ。
予告なしに、いきなり行う“ゲリラ・ライブ”もアリ。
「社交ダンスなんて、無縁です」
といった方々がほぼ全員であるにもかかわらず、
最後は盛り上がり、成功裡で終了・・・

ソンナコンナな
「ビギナー向けダンスライブ」
を、しょっちゅう、やっていた時期がある。
今から思えば、
集中して一気に体験させてもらったって感じだ。
で、
岡山の某介護施設で行った「ダンスライブ」終了後、
パタッと、やらなくなった。
特に、この介護施設でのライブは、
担当者が非常に喜んでくださり、すぐに
「また、お願いします！」との正式依頼があったにもかかわらず、
お断りしたんだ。
なぜか？
乳がんが発覚したから・・・
以来「ビギナー向けダンスライブ」は、自然消滅していたんだ。

当時、ライブの企画、打ち合わせ等は、
すべて、ミキヒコさんがやってくれていた。
色んな種類のイベントへの参入企画が持ち上がったが、
基本、ワタシは
どれもあまりヤル気がしなかった（苦笑）
成功し、どんなに喜んでもらっても、なぁんか、嫌だった。
中でも、最も
「拒否反応」を示していたイベントがある。

それが・・・
出会い系イベント
今でいう、婚活イベントだ。

なぜか？
自覚していた気持ちは
「社交ダンスをそーいう風に扱われるのは、嫌だ」
といったものだった。
でも、実際は、もっと深い理由があったようである。

「男性と女性の“出会い”や“エネルギー的融合”に
社交ダンスが正しく使われれば
『人類の進化』に貢献できるだろう」
当時からそういった考えを持っていた。
まだ、潜在意識下で、あったけれども、ね。
「でも、
その導きができる実力は、自分には、ない。
ダンス力も、人間関係・力もないため、無理すぎる。
非常に責任の重さも感じるから、やりたくはない」
出会い系イベント・拒否反応の
真の理由は、こんな感じだろうね。

が、裏を返せば
「男性と女性の“出会い”や“エネルギー的融合”に
社交ダンスを正しく使う“力”が、
自分にあれば、やりたいし、やってみたい」
ということでもある。

と、ここまで押さえておいて、前回の話の続きへ。

コピーワークに明け暮れ、
「ダンス、辞めるのかなぁ」
と思っていたワタシに、突然やってきた「お仕事」

「出会いのパーティ。
２０〜３０代の若者の・・・」

ヒデ君の口から、それを聴いた時、
ワタシは、とっさにこう思った。

「戻されるんだ・・・」

ミニ・ミニ　ボイス

大阪にいます。
今回の“東京”は、中止しました。
待っていてくださった方々、ごめんなさいね。

地震

８階、すごく揺れました。
飛び起きました。
ベッドの上で、頭に枕を乗せて、
傍らの大きな本棚が、
大ブレするのを見守っていました。
たくさんの本が、飛び出しましたが、
本棚は、倒れませんでした。

揺れがおさまるや否や、ヒデくんから、連絡あり。
マンションは、事務所ほど揺れなかったようです。

”子供部屋”から出て、驚きました。
大きな棚が、バッサリ倒れ、
ファイル、菓子類、ペットボトルが、散乱。
酒ビンが投げ出され、
あたり一面、日本酒の香りが、漂っていました。

外からは、
消防車
救急車
いろんな音が聞こえてきました。

ヒデくん、ミキヒコさんと
合流できたときは、ホッとしました。

今、午後７時
未だ、エレベーターは使えません。
こんなに非常階段を使ったのは、初めてです。

今夜は、
ヒデくん宅にて、一緒に過ごします。

怪我も何もなく、ありがたい・・・

ご心配くださった方々、
連絡をくださった皆さん、
ありがとうございました。

うれしかったです。

皆さんのことも、気になってます。
ご無事を祈っております。

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