エッセイ

2018-06-18
(第4165話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(150)~出会いのパーティ・イベント依頼~

前回の続き。

その日、
いつものように、
「白い大きな机」を囲んで、
3人・会議をやっていた。

ヒデくんの携帯が鳴った。
「おう!
M君か・・」
勢い良く、席を外したヒデ君、
しばらく経って戻ってきて、
楽しそうに、こう言った。

「あの話、本決まりになったで」

え?
あの話って?

「ダンスイベント」

は?

「あれっ?
おかしいな。
言うてなかった?
ダンスイベント、頼まれたんや。
ちょーど、予定が何もない日で、
オモロそうやから、受けたで」

???

「ほら、昔、やっていた
ビギナー向けのダンスイベント・・・
まったくダンスやったことない人ばっかりで、
2ステップとかするやつ。
あれ、また、やってよ」

え???
ちょっと、待って。
ワタシ、何にも聞いてないやん!?

驚いた。
すごく、嫌な気がした。

なぜ?
なぜなのだ?
ヒデくん、
ワタシの気持ちを聞かずに、
話を勝手にすすませるなんて・・・
そんなこと、今まで、一度もなかったやん!?!?

ワタシは、いっぺんに不機嫌になってしまった。

いやぁなムードが、漂った。
が、ヒデくんは、全く意に介せずと言う感じで、
ワタシとミキヒコさんに、事情を話し始めたんだ。

ヒデ君の友人であるM君から、
突然、電話がかかってきて、
「この間、紹介してもらったジュンコさんって、
確か社交ダンスの先生だったよね?」

M君の知り合いが、あるイベントで、
フラメンコ・ダンス企画をしていたが、
ダンサーが急にキャンセルになった。
困ったその人は、M君に相談を持ちかけた。
「誰か、知り合いに、ダンス関係者いないか?」
M君、ダンスと聞いて、ピンときたという。
「社交ダンスの先生やったら、知っているで」
即、ヒデ君に連絡。
「面白そうやな。
ええで」
と、ヒデ君、快諾・・・!?!?

ワタシは、
なに、言ってるの!?
という感じだった。
フラメンコ・ダンスと全然と違うやん!?

「そういうイベントには、社交ダンスの方が、
絶対向いていると思った。
盛り上がるデェ!」

盛り上がるって!?
一体、なんのイベントなの?

「出会いのパーティ。
20〜30代の若者の・・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

音楽体操
基礎の基礎プラクティス
終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

ホアナデアルコの髪飾りでおしゃれした、エレナちゃん。
上機嫌でした。
「一緒に踊ってくれたみんな、ありがとう!
楽しかったぁ」

こーいう、基本って、どんなに回数を重ねても、新鮮で、
非常に勉強になります。
6月24日には、いよいよ、
神楽坂・教室開講だもんねぇ。
(第4143話参照)
ヒデ先生、がんば。
早く、脚が治ればいいねぇ。

さて、
本日、ワタシは、東京です。

最近、新幹線内が、
やや緊張ムードのような・・・。
ワタシ自身も、モロモロ、気を引き締めていきます。

 

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2018-06-18 | Posted in エッセイNo Comments » 
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