（第4058話）チョット中休みエッセイvol.133　とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話（55）～チャネリングで授業～

エッセイ

2018-03-03
（第4058話）チョット中休みエッセイvol.133　とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話（55）～チャネリングで授業～

前回の続き。

「異次元・勉強会」は、毎日のように行われた。
講師は「ユートピア・ファミリー」のメンバーが、
代わる代わる講師として担当。
それは、チャネリング＝霊界通信という形で行われた。
（第4057話参照）

チャネラー（チャネリングする人）は、ワタシだった。
「ワタシを媒体として、誰かが講義する」
つまり、入れ替わり立ち代りでやってきた教師は、
ワタシの「声帯」を使って「授業」を行ったのだ。
不思議と言えば、とことん、不思議なのだが、
全てが、あまりにもナチュラルに展開されていたため、
当時は、それを「チャネリング＝霊界通信」とも、
思っていなかった。

講師が変われば、
当然のことながら「授業内容」もガラリと変わった。
授業内容は、
霊界そのものについて
霊界のルール
人類と霊界の付き合い方・・
といった、そのものズバリだけではなく、
「普通に、表に出しても、全然大丈夫」
な、
「人間は、どう生きるべきか？」
的な授業も多かった。
例えば、
真の助け合いとは？
博愛とは？
本当の家族とは？
目指すべき人間関係とは？
カラダとココロとタマシイのつながりは？
「こういったことこそ、学校で一番、
学ばなきゃいけないことよねぇ」
なるモノが、満載だった。

実技の授業もあった。
チョンミン先生は、「中国４千年の歴史」中医学の権威。
授業では、ワタシの声帯と手を使って、整体実践もやった。
ミキヒコさんのカラダを何度か”治療”した。
思いがけない部位に、思いがけない施術をスルのだが
「あぁ〜良くなりました！」
ミキヒコさんが”蘇る”ため、それにも驚いたものだ（笑）
ダンス・レッスンもあった。
リチャードは、ジャズ、
スイング系の踊りをエネルギー解釈してくれた。
この時は、ワタシの声帯とボディを使って、授業を進めていった。
リチャードのダンスは軽快で、めちゃ上手い。
リチャードになると、
やったことのない動きが出来ることにビックリしたものだ。

「ユートピア・ファミリー」コアメンバーの中で、
唯一の幼子、ラブちゃんは、
賢く良い子だった。
幼子目線で、諭されたこともある（苦笑）
「おねえちゃん（ワタシのこと）が、
使命をすっぽかして、遊びに行って帰ってこなくなった。
もっと早く『ユートピア・ファミリー』と出会えるはずだったのに！
時間をいっぱい無駄にした。
自分が間違ったくせに、
『人生、無駄な時間など、ない・・・』なぁんて、
わかった風なことを言う。
ヤな、やつだ！！」
と、ワタシの声帯を使って、わめいた。
ラブちゃんは”エレナちゃん”を彷彿させるパワフルさだった（笑）
難しい授業で、気分が重くなりそうになると、
突然やってきて、空気を一変させる
ムード・メーカーでもあった。
ワタシのことを「おねえちゃん」と呼んでいたことが、懐かしい。
ミキヒコさんとラブちゃんが仲良しだったことも、思い出した・・・
さて、
仙人のような翁（おきな）になったり、ダンディな男性になったり、
優美な女性になったり、おしゃまな子供になったり・・
人が変わると、当然、声も変わるし、動きも変わる。
ちなみに、すべて「日本語」だ。
最初は、ややたどたどしい感じであっても、即、学習するようで、
全員が、流暢な日本語で話していた。