エッセイ

2018-01-27
(第4023話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(24)~装備は、要る~

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前回の続き。

「カップル・雪人形」
の、メタファーを読み解く前に、
着目をしておきたいものがある。

「登山用ブーツ」と、
「スノー・スパイク=アイゼン」

今回、大活躍した「装備」だ。
これらがなかったら、
神楽坂・雪道・散策は、なかった。
その先に控えていた、公園遊びもなし、
当然
「カップル・雪人形」との出会いもなかったわけだ。

もう少し、さかのぼろう。

もしも、
「装備」はなく、
いつもの「船底シューズ」だったら・・・
(第4007話参照)
あの日、大雪なる現実を目の当たりにしたワタシは、
「うわぁ〜やばいなぁ」
ムッチャ下向きのココロになっただろう。

天気予報で、
モロモロ情報を得ていたのにもかかわらず、
準備をしなかったことについては、
「雪といっても “東京”でしょ?
まさか、こんなに積もるなんて、想像できなかったモン」

「神楽坂駅から教室までは、
近いし、なんとかなると思ったし」
などと、ブツブツ・・
仕方なく、歩き始めたものの、
「こわっ!滑りそう!」
足元ばっかり気になり、また、
「濡れたくない 転びたくない」
と、できるだけ、安全そうな場所を選びつつ、
通常は、5分もかからない道のりを、
倍以上の時間をかけての歩行。
「雪って、面倒だぁ」
嫌気がさしたことだろう。

やっとこさ、教室にたどり着いた後は、
とーぜんのことながら、どこへ出かける気にもならず、
神楽坂「202」に、おこもり。
「寒い、寒い・・」
と言いながら、くらーい、誕生日の夜となったはずだ。

ところが「装備」のおかげで・・・

「ヨッシャァ〜!」

新幹線内から、新横浜の大雪を観た時、
テンションは急上昇した。
「新横浜でコレなら、神楽坂も想像以上の雪かも!
ヨッシャァ〜!」

この「ヨッシャァ〜!」は、歓喜の叫びだ(笑)
その歓喜は、雪、そのものへの喜びというよりも
「登山ブーツ&アイゼンで、正解だった」
ということへの、喜びだった・・・

さて、
ヤフーニュースで、
「22日夕方から夜、首都圏は大雪になる」
と、知ったのは、21日夜
「生まれて初めて、誕生日を一人”東京”で過ごす」
ことに、スペシャルな意味を持たせ始めていた時だった。
それが、大雪って!?
まさか、誕生日に合わせてきた??

そんなぁ・・・

ふと、思った。
「登山ブーツ」「アイゼン」
これらの装備を”東京”で、使えということなのか?

が、ちょっと待てよ。
「登山ブーツ」は、まぁ、イイかもしれない。
(雪に関係なく)履いていても、変ではないだろう。
でも「アイゼン」は、要らないのでは?
さすがに、大げさだ。
行くのは「山」じゃなくて、
アスファルトだらけの「東京」
おそらく、出番はないだろう。
「登山ブーツ」だけにしようか・・・

と、すぐさま、考え直した。

「無駄になってもイイ。
とにかく、持って行こう」

そのココロは、
「もしも、本当に “東京”に大雪が降り、
アイゼンを使う、なんてシーンがあったら・・・
こりゃ、よっぽどのことだ」

結果、その「よっぽど」に、なった。

実は、
「登山ブーツ」「アイゼン」
これら装備自体、メタファー(暗喩)だったのだ。
しかも、それは、重大なメタファーだった・・・

 

ミニ・ミニ ボイス

フェスタ動画が、すごく、いい。

泣いた。
大笑い泣き・・・

地味ぃーな、傑作。
今、ブログで流行中「メタファー」満載だ。

さぁさ、どんなでしょう・・・

ウケるか、ウケないかは、あなた次第です(!?)

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2018-01-27 | Posted in エッセイNo Comments » 
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