エッセイ

2017-01-11
(第3641話)チョット中休み エッセイvol.130 神楽坂教室・お披露目会(9)~教師コース卒業生スピーチ〜   

前回の続きです。

 

リポーター
「お披露目会で、
教師コースの卒業生の方々の紹介があると伺っていましたが」
(第3591話参照)

 

ヒデ
「はい。
自己紹介と共に、一人ひとり、
簡単なスピーチをしていただきました」

 

リポーター
「そうなのですね!
(卒業生の方々の)
様子はいかがでしたか?
緊張されていませんでしたか?」

 

ジュンコ先生
「大丈夫(微笑)
堂々とされていました。
自分の考えを持ち、
しっかりと話せるようになったし、
声もちゃんと出るようになって・・・」

 

リポーター
「声が出る、とは?」

 

ジュンコ先生
「ダンスの教師は、
正しい受信・発信が重要です。
『観える目、聴こえる耳』と共に、
ちゃんと『届く声』が必要なのです。
スピーチも教育、課題の一環として受け止めています」

 

リポーター
「ナカナカ、厳しいですね(汗)
ジュンコ先生的には、
(ダンス教師は)上手く踊れる、
ダンスの知識がある・・だけでは、
ダメと言った感じですが」

 

ジュンコ先生
「そうですね。
ダンス教師にとって、
ダンスに関するスキルは、当然、大切です。
踊れるカラダも、要ります。
でも、それにも増して大事なのは、
意識であり、考え方です。
プロフェッショナルは、意識、
考え方が、プロフェッショナルなのです」

 

ヒデ
「僕もジュンコ先生から
『何をやるか?以上に、どう在るか?』
が大事だと、常々、言われてきました。
未だ、難しいわぁ〜と、思うてます」

 

リポーター
『何をやるか?以上に、どう在るか?』とは?
プロとしての存在感についてのことですか?」

 

ジュンコ先生
「そうですね。
行動よりも、存在、状態が重要ということです。
教師が『良い状態』でいないと、
生徒さんが良い状態になれませんから・・・
(第3309話参照)
教師コースでは、
そういった点を徹底指導してまいりました。
みんな、頑張ってついてきてくださいました。
それぞれに、
“絶対変わらなければいけないところ”に変化をもたらせました。
『この人生で、
ジュンコ先生の教室の教師コースに申し込んで、
良かった・・・』
そう思っていただけたなら幸いです。
でも、これで終了ではなく、この先も、続いていきます。
これからの方がずっと、大事ね。
教え、伝えるという実践が待っているんだもの。
体験は素晴らしい!
変化、成長速度が一気に高まるんじゃぁないかしら。
ワタシも彼女たちと一緒に、
変化、成長していきたいと願っています」

 

リポーター
「そういえば『練習会』が、開催されるのですね?」
(第36243625話参照)

 

ジュンコ先生
「はい。
レッスンも大変ですが、
練習会も、簡単ではありません。
チャレンジです。
伝える体験をしながら
『ジュンコ・メソッド』を学び直していただければと思ってます。
参加してくださる方には本当に感謝ですね」

 

リポーター
「スピーチの時、
(聞いている)皆さんの反応はいかがでしたか?」

 

ジュンコ先生
「とっても、温かい目で見守ってくださっていること
応援してくださっていることが、伝わってきました。
『感動した』
『良いですね。
未来が見えました』

といった、嬉しい声もいただきました」

 

リポーター
「皆さん『仲間』ですものね。
でも、生徒さんになってくださるかたもいらっしゃるのですね」

 

ジュンコ先生
「そうですね。
教師は、最初から教師ではなく、
生徒さんがいてくださることで
“教師”になっていくものです。
生徒さんから学び、育てていただく・・・
その本当の意味が身にしみてわかっていくと思います。
良い教師になって欲しい、と願っています」

 

ミニ・ミニ ボイス

月1の
「ご老人たちとのダンス&介護医療関係者の方々との集い」
静かな感動の日、となった。

人と人との出会いは、
深い意義のあるものなんだな。
自分を知るために、人と出会う。
真理を知るために、人と出会う。
めまぐるしく、何かが動いている、実感・・・

そういえば、
ヒデくんにも、動きがあった模様。
行動ではなく存在に、大きな変化あり・・・
神楽坂が、ヒデくんを変えた?!

詳しいお話は、また、ね。

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加
2017-01-11 | Posted in エッセイNo Comments » 
Comment





Comment