エッセイ
2016-10-05(第3543話)チョット中休み エッセイvol.126 東京教室開校!(5)~引き寄せの法則〜
第31回 読者限定ワークショップの詳しい情報は、
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その日、朝早く新幹線に乗った。
「たぶん2時過ぎまで、
何も食べられないと思うで」
新幹線の中で、しっかり食事を摂っておいた方が良い。
そうでないとシンドイよ・・・
ヒデくんの気遣いだった。
ワタシは全く食欲がなかったが、
無用な心配をかけたくないと、
小さなサンドイッチと、スタバのラテを買った。
ヒデくんと仲良くして、
良い周波数をキープしておこう。
そんな気分でもあった。
昨夜からずーっと、頭の中を駆け巡る一つのワードがあった。
「引き寄せの法則」
波動(周波数)は、共鳴するという法則だ。
神楽坂の「パルテノン物件」は、
わかりやすい「引き寄せの法則」の例だろう。
最も共鳴したのは、ヒデくん。
が、ミキヒコさん、ワタシとも共鳴している。
3人それぞれの潜在意識にある願望の合算で
「出会った」という感じだった。
が、これが、ホンキ物件かどうかは、
まだ、結論が出ていなかった。
最終の決断に迫られていた。
「もう一つの引き寄せの法則に、かけるしかない」
もう一つの引き寄せの法則の対象は・・・オーナーさん。
引き寄せの法則は、
願望を叶えるだけではない、その反対もある。
良い周波数=良いことを引き寄せる
悪い周波数=悪いことを引き寄せる
そういう意味において、
今回の神楽坂の「パルテノン物件」は、
果たして、良い出会いなのか?悪い出会いなのか?
判断できないでいたのだ。
言い換えれば、
ワタシたち3人の
良いところと、共鳴したのか?
悪いところ、または”課題”と、共鳴したのか?
物件だけでは、決められない状態だったのだ。
「この物件が、
もし本当に良い出会いであるならば、
オーナーさんとも、良い出会いであるはずだ」
知ることは怖い。
が、ココにかけるしかなかった。
物件は、3階建。
商業ビルではなく、住居になっている。
心配は、音、だった。
スタジオ候補スペースは、
地下1階なので、下への音は問題ない。
が、入り口のドアと、天井の窓などから、
音が漏れ聞こえることは実験済みだった。
オーナーさんは、そのあたりを気にされているという。
「社交ダンス」とは無縁、
理解は特にない方のようだった。
スタジオとして機能させるには、
内装にかなり手を加えないといけないのだが
オーナーさんから「ストップ」が、
かかる可能性も大いにあった。
「会っておかれる方が、良いと思います」
不動産屋さんの勧めだった。
仕事の内容、
これまでの東京での活動などを話して安心してもらえるように
ということだった。
ワタシたちも、ぜひ、会いたいと思った。
オーナーさんのことを想像した。
ヒデくんの少し上ぐらいの年齢だと聞いていた。
なぜか、あまり良い想像はできなかった。
もしも、ほんの少しでも引っかかるようなら、
潔く、手を引こう。
そう決めていた。
ヒデくん、ミキヒコさんとも、意見は一致した。
さて、
面談約束の時間がやってきた・・・
リポーター
「では、最後まで、ひっかからなかったと?」
ジュンコ先生
「そうなのです。
なぁんにも(笑)」
ヒデ
「先に現場に到着されていたオーナーさんの声が、
地階から聞こえてきた時、
すぐ、思いました。
あ、良い方だなと」
リポーター
「声だけで?」
ジュンコ先生
「ワタシも同じです。
面談する前、階段を降りていく間に、
声だけで、あぁ〜コッチだったのかと」
リポーター
「コッチとは?」
ジュンコ先生
「良い出会い、です」
リポーター
「実際にお会いしてみて、どうでしたか?」
ヒデ
「やっぱり、良い方でした。
穏やかで、賢くて、協力的で。
いろんな提案も、してくれはった」
ジュンコ先生
「ずーっと、目を見て話されて、
嫌な言葉が全然なくて・・・
引っかかることも、悪く観ることも、
全然できなかった(苦笑)」
ヒデ
「驚くほどスムーズに、ことがトントンと。
途中から、もう、借りると決まったモノとして、
話が進んでいるようで、
アレアレって・・・」
ジュンコ先生
「ミキヒコさんに電話しました。
『あかんわ。
決まってしまうわ』と(苦笑)」
リポーター
「ミキヒコさんは、なんと?」
ミキヒコ
「えぇっ〜!?!?(笑)」
ミニ・ミニ ボイス
協会のお仕事。
認知症のご老人と、一緒にダンス。
またまた、衝撃体験。
わぁお!
バック・ウォーク、できるやん!?
インナーが、音楽と合奏してる!?
ヤればヤるほどに、蘇る機能・・・
あぁ〜、もっと、
スタッフ(ご老人と一緒に踊る人)が欲しいなぁ。
1対1で、ダンスできれば、スゴイことになるやろうな。
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つう | 2016.10.05 0:35
東京教室開校おめでとうございますm(__)m
「協会のお仕事で “もっと、スタッフが欲しい”」とジュンコ先生…
奇跡のように素晴らしい、心が震えるような時と空間を生む新スタイル教師の皆さま、羨ましさと尊敬をこめて応援しています。