社交ダンスを教えるということ

2017-07-14
(第3826話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(60)~戦わない、戦士であれ!?~ 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
最後の盛り上がりだよ。

 

ジュンコ先生
「(ユニバーサル・ダンス教師のイメージは)
ソルジャー・・・戦士よ。
日本的には、サムライかな」

 

エレナ
「えぇっ!?!?!?」

 

ジュンコ先生
「あら、すごく驚いているわね。
ピンと来ない?」

 

エレナ
「いやぁ、そんなことないです。
確かにビックリしたけど、そう言われてみれば、
なるほど、ぴったりかも!」

 

ジュンコ先生
「へぇ〜、それは・・・
どんなイメージになったのかな?」

 

エレナ
「強く、しなやか、美しい。
知的で機転が利いて、
数々のピンチをくぐり抜けていく。
無用な感情にホダされず、
ブレない軸を持ち、忠実に任務遂行。
愛と正義のために、戦うの!
って、感じカナ(笑)」

 

ジュンコ先生
「漫画や映画の主人公みたいね(笑)
でも、イイ線いってるわ。
エレナちゃん、目が輝いているけど・・・
そういう人に憧れるのかな?」

 

エレナ
「はい!とても。
って、ワタシだけじゃなく、
戦士やサムライって、みんな、
どこかで憧れてるんじゃないかなぁ。
男女問わず、
強くって、かっこいい自分に、なりたいモンでしょ。
でもぉ・・・
戦士って、戦うわけですよね?
一体、何を相手に戦うのですか?」

 

ジュンコ先生
「悪の組織よ」

 

エレナ
「へ?」

 

ジュンコ先生
「冗談よ(笑)
戦う相手は・・・いないわ。
いるとするなら、自分自身ね。
自分自身の弱さ、これを許してはイケナイ、
見過ごしてはイケナイ・・・それだけよ」

 

エレナ
『3大ヤバい』を許してはダメってことですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
結局のところは“自分”しかいないわけよ。
悪の組織であれ、悪人であれ、
それにはそれの存在の意味がある、として、
特に非難すべきでもない。
もし、自分の周りに“邪悪”なものを感じるのなら、
自分を見直したほうが賢明よ」

 

エレナ
「相手を変えようとせず、
自分を変えるのですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
どんな人間関係であれ、
『自分にとって良くない』とわかったなら、
相手にしななければいい。
『自分が行くべきではない』場所には、行かなければいい。
“エネルギー・バンパイア”に気づいたなら、
立ち位置を変えたり、距離を置いたり、
時に、ズバッと縁を切ることも重要よ」

 

エレナ
“エネルギー・バンパイア”!?
バンパイアは吸血鬼でしょ」

 

ジュンコ先生
人のエネルギーを吸い取るって意味よ」

 

エレナ
「怖いです(汗)」

 

ジュンコ先生
「でも、たくさん“いる”“ある”わ。
だからといって、
バンパイア相手に戦いを挑むなんて、
できる限り、避けたいわけよ。
最高に強い人は、戦わないで“勝つ”人だからね」

 

エレナ
「自分がしっかりしていれば、大丈夫だと?」

 

ジュンコ先生
「そうよ」

 

エレナ
「でも、戦わないのに・・・なぜ、戦士なのですか?
ユニバーサル・ダンス教師のイメージを
ソルジャー(戦士)とかサムライって言うのです?」

 

ミニ・ミニ ボイス

“大阪”ラテン専科で奇跡が!

あの「秘伝・メンテナンス」
(第3813話下 ミニ・ミニ ボイス参照)
をやってもらった直後、
みんなの踊りが一気に進化したんだ。
参加者全員が、魔法にかかったよう!!
ちょっと、鳥肌もんでした。

「カラダだけでなく、
ココロまで解放された感じや」
BYヒデ

股関節の威力、恐るべし。

 

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