社交ダンスを教えるということ
2017-07-15(第3827話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(61)~「存在に対する教育」ができる強さを!~
ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
いよいよ、ラストだよ。
エレナ
「でも、戦わないのに・・・なぜ、戦士なのですか?
ユニバーサル・ダンス教師のイメージを
ソルジャー(戦士)とかサムライって言うのです?」
ジュンコ先生
「ソルジャー(戦士)やサムライ的な強さ、
つまり、
断ち切る強さが必要だから、よ」
エレナ
「断ち切る?
何をですか?」
ジュンコ先生
「悪習慣、煩悩、
そして “エネルギー・バンパイヤ”との悪縁などなど、
次に向かうために要らなくなったすべて、よ。
しかも、
そういったモノがはびこる温床は、
困ったことに、
家庭や職場、学校・・身近さゆえ、
根本的な改善が難しい場であることが多い。
見過ごしているうちに、問題が複雑に絡まり、
太い綱(つな)のように強固になっちゃうの。
でもね、
どんなに断ち切り難い綱であっても、一刀のもとにズバッ!
それができてようやく
『存在に対する』教育ができる人と言えるわ」
エレナ
「『存在に対する』教育をするには、
人の中に潜む『悪』を、見抜き、
戦えるぐらいの強さがないといけないってことですね」
ジュンコ先生
「そうね。
自分の悪習慣、煩悩、悪縁を断ち切るだけではない、
“生徒さん”に対してできるかどうか、だから、
強さだけではない、勇気、愛、知恵・・色んな勉強も必要ね」
エレナ
「う〜、大変な仕事、ですね」
ジュンコ先生
「素晴らしい仕事、神聖な仕事だと、
心から思っているわ。
それから、もう一点
ジュンコ・メソッドの最も大きなヒントになったのは、
古武道や武術なのね。
言い換えれば、
戦士やサムライのカラダ、身のこなしが、
ジュンコ・メソッドの基盤と成っている。
ユニバーサル・ダンス教師のイメージを、
ソルジャー(戦士)
サムライという意味はここにもあるのよ」
エレナ
「なるほど、納得です」
ジュンコ先生
「古武道や武術における身体操作は、
テクニックというより『術(じゅつ)』なの。
生死をかけた戦いの中での
『命と命の向かい合い』から生まれた、
身体操作・・・それが、術。
社交ダンスは、人と人との戦いではなく、
反対に、仲良くするものね。
とはいえ、社交ダンスも『命と命の向かい合い』でしょ?
必要なのは、
テクニックやスキルではない、術なのよ」
エレナ
「ジュンコ先生は、
テクニックというより術を教えている?」
ジュンコ先生
「そうね。
ユニバーサル・ダンス教師の方々にも、
当然、伝授するわ」
エレナ
「その術でもって、
愛と正義のために、戦う・・・あ、違うか。
愛と正義を伝えるために、踊る!」
ジュンコ先生
「そうね。
ユニバーサル・ダンス教師の方々は、
『世界に一つだけの花』というより、
(第3825話参照)
『世界に一つだけの光』
個々、違う輝きを放つのよ」
エレナ
「光の戦士ですね!
素敵!」
ジュンコ先生
「任務遂行のためには、
一人ひとりの能力アップが何より大事。
まず、自分の輝きを増していき、
その上で、相乗効果をねらう。
みんなの光を結集することで、
とてつもなく大きな力を生み出すことができるからよ。
あ、そう!夏祭りの翌日、大切な会議があるの。
『ユニバーサル・コンベンション』略して『ユニコン』
教師の方々が一堂に集まるわ」
エレナ
「へぇ〜すごーい」
ジュンコ先生
「今回、3期生との初顔合わせもある。
年2回、フェスタと夏祭りの前後に開催する会合よ。
12月の初頭予定の神楽坂・教室の周年記念祭の時にもあるかも。
とにかく、ユニコンは、壮大な夢に向かってのイベントよ」
エレナ
「なぁんか、ゾクゾクッ、ワクワクッって、します。
『光の戦士』いいなぁ・・・
ワタシも本気で考えます!」
ジュンコ先生
「あら!うれしいわ(微笑)」
エレナ
「今回の記事を読んで、
心が動いたって方いるかもしれませんね・・・
そういえば、2期生の方々、もうすぐ“卒業”ですね」
ジュンコ先生
「ええ。
大阪でも、新たな練習会を開始予定。
彼女たちもいよいよデビューだわ」
エレナ
「すごーい!
協会の活性がどんどん高くなりますね」
ジュンコ先生
「そうね。
『社交ダンスを手段とし、人類の進化に貢献する』
この協会のミッションを遂行していく先に何があるのか、
楽しみよ」
ミニ・ミニ ボイス
本日100プラです!
ご参加くださる皆さん、ありがとうござます。
「夏祭り」学習発表の準備、しようね。
エクササイズも、あるよ。
盛りだくさん、だよ。
でも、暑いィ〜だろうね。
休みながらヤりましょね!
お会いできるのが、楽しみ。
よろしくお願いいたします。
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