社交ダンスを教えるということ

2017-05-11
(第3761話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(5)~「手取り・足取り」は苦痛だった~ 

前回記事の続き。
大事な点をピックアップしながら、進めていこう。

「手取り・足取り」とは?
細かいところまで行き届いた指導をする
ちゃんと相手が理解できるように、丁寧に教えること

「手取り・足取り」指導は、教育の現場、仕事場、
家庭でも、否定する人が多い。
なぜなら、相手を弱くしてしまうから。
自分で考え、行動する力を養えないから・・・

ところが、
先生から生徒へ、上司から部下へ、
先輩から後輩へ、親から子供へ
「手取り・足取り」指導って、
これ、ホンマは、必要なんじゃないかなぁ〜って、
感じている人は多いと思うんだ。
でも、正しくできないから「手取り・足取り」しない。
こりゃぁ、逃げや怠慢ってモン。
ちゃーんと、正しく「手取り・足取り」したならば
どんなにか必要だったかが、わかるよ。
相手の「真の自立」のためには、
絶対やるべき「神聖な行為」なのだと知るだろう・・・

と、こう書くと
以下のような声が、バーン!
やってくるかもね。

「正しい『手取り・足取り』指導って、
どうやってスルものなのですか?
よくわかりません。
『手取り・足取り』教えてください」
はは!!面白い!
OK
いいよ。
「手取り・足取り」伝えよう。

んじゃ、まず、
なぜ、ワタシが、「手取り・足取り」指導が必要だと、
気づき、実践に至ったのか?
てな、お話からね。

実は、かつてのワタシは、
「手取り・足取り」否定派だった。
当然、正しいやり方がわからなかったというのもある。
が、それ以上に、とにかく
「いやだぁ〜!!」
だったんだ。
なぜって、ワタシ自身「手取り・足取り」されるのが、
苦痛だったんだもん・・・
誰から?
自分の親から、だ。

「手取り・足取り」という言葉のフィーリングは、
親、特に母親から受けた、過保護、
多干渉を彷彿(ほうふつ)させるものだった。
だから、他者に対し、絶対、やってはいけないものだった。

ワタシ的理由は、こうだ。

その1
的外れの「手取り・足取り」は、
押し付けがましく、うっとうしい。
結果、反発・反抗人間になる。

その2
上記反発・反抗はあるものの、依存心もくすぐられるため、
やってもらって助かるところは、甘えてやってもらいながら、
同時に反発もする・・・なぁんて、
身勝手かつ、お調子者の複雑な人間になる。

その3
結果、潜在的・社会不適合者になり
対人関係が悪くなる。

わぁ〜
胸がザワザワしてきたよ。
上記
反発・反抗人間
身勝手かつ、お調子者の複雑な人間
潜在的・社会不適合者・・
かつての、ワタシそのものダァ〜(汗)

ってことで、
「手取り・足取り」否定派だったのに、
変わった。

そのきっかけとなった、お話をしよう。

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”スタン&ラテン専科終了!

“東京”メンバ-
え??!?!??!
というくらいの進化ですよ。
びっくり、です。
スイングが起こせるカラダ
高いところから操作できるカラダになってきたのね・・・

練習会との相乗効果も、デカイです。
嬉しいです(涙)

 

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