社交ダンスを教えるということ
2017-06-04(第3785話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(26)~個人セッションは自分自身との対話~
ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。
エレナ
「『個人セッション』って、
一体、どんなことを話し合うのですか?」
ジュンコ先生
「ズバリ、その人自身について、ね。
話し合いの相手は、ワタシ、
つまり、ジュンコ先生なんだけど、
実際に話し合っているのは、自分自身。
ジュンコ先生を通して、
『自分自身との対話』をしてもらっているのよ」
エレナ
「へ〜!そうなんだ」
ジュンコ先生
「言い換えれば、
ワタシと話すことで、自分の頭の中や心の中を、
整理していくという感じね」
エレナ
「なんかわかってきました。
自分自身と対話するといっても、
堂々めぐりで、
一向に解決のメドも立たないし、
自分自身と向かい合うといっても、
その勇気もないし、
実際、向かい合うって意味も、
よくわかっていないし・・・」
ジュンコ先生
「そうなのよ。
コミュニケーションの中で、
自分とのコミュニケーションが最も難しい。
ほとんどの人が、
このエリアについて、実は、無知なのよ。
自分と向かい合い方さえ、わからない。
だから、師が必要なの」
エレナ
「わぁ〜なんだか、すごい。
本気で自分と対話する
『個人セッション』って、どんな感じなんだろう?」
ジュンコ先生
「素晴らしいわよ(微笑)
ずーっと解決したくてもできなかった『問題』を表面化し、
向き合っていくことができるんだもの」
エレナ
「へぇ〜そうなんだ」
ジュンコ先生
「ご本人は、うすうす気がついてはいたけれど、
クリアには認知できていなかった問題や、
『個人セッション』で話し合っていなかったら、
一生、気づかずに、
終わっていたかもしれない潜在的な問題も扱うわ」
エレナ
「そんな隠れていた問題・・・どうしてわかるんです?!
『ジュンコ先生、お見通しだ』って怖がられませんか?」
ジュンコ先生
「どうかなぁ〜(苦笑)
かえって気楽なんじゃないかしら?
隠し事がなくて済むから。
潜在的な問題は、話し合っていく中で、
浮上してくるのよ。
ワタシは、質問をしながら
ご本人から出た言葉を観察し続ける・・・」
エレナ
「違和感を拾うのですね」
ジュンコ先生
「そうね。
たくさんの言葉を、白板を使って、
論理的に整理していくと色んなことが観えてくるわ」
エレナ
「話し合いの間、
ジュンコ先生が気をつけていることは何かあるのですか?」
ジュンコ先生
「言っていいのかなぁ(微笑)」
エレナ
「え?
何か特別なことをしているのですか?」
ジュンコ先生
「自然にそうなったので、
特別とは言えないかもしれないけど
踊っている時と一緒よ・・・」
ミニ・ミニ ボイス
練習会終了!
初の肥後橋&神楽坂・同時開催。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
ユニバーサル・ダンス教師の方々、お疲れさまでした。
エレナは、たくさんの方と踊っていただいて、
とっても楽しかった❤︎
とっても、勉強になったよ。
2日目も楽しみ!
肥後橋・練習会の報告は、
ミキヒコさん&ヒデ君から、
じっくり聞かせていただきますね。
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