社交ダンスを教えるということ

2017-06-05
(第3786話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(27)~個人セッションは、感情を抜く~ 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

エレナ
「話し合いの間、
ジュンコ先生が気をつけていることは何かあるのですか?」

 

ジュンコ先生
「言っていいのかなぁ(微笑)」

 

エレナ
「え?
何か特別なことをしているのですか?」

 

ジュンコ先生
「自然にそうなったので、
特別とは言えないかもしれないけど
踊っている時と一緒よ・・・」

 

エレナ
「ダンスを踊っている時と一緒?
え〜なんだろう」

 

ジュンコ先生
「当ててみて(笑)」

 

エレナ
「聴き上手であろうとする?」

 

ジュンコ先生
「それも大事だけど、最も大切ではないわ」

 

エレナ
「会話のキャッチ・ボールを心がける。
相手が話しやすいようにリードしながら、
話がつながるように、うまくフォローする」

 

ジュンコ先生
「いいわね!大事なことね。
でも、それではない」

 

エレナ
「え〜、なんだろう。
音楽をよく聴く?」

 

ジュンコ先生
「あぁ、ものすごく大事ね。
確かに、相手の発する『音』は、
すごーく聴いているわ。
声だけではなく、
気配も含めて細やかに感じ取っている。
でも、一番は、それではないわ」

 

エレナ
「うーん?
エネルギーを扱うとか?」

 

ジュンコ先生
「それに近い」

 

エレナ
「???」

 

ジュンコ先生
「個人セッションでは、
『あるがままのその人』と向き合える状態を作らねばならない。
そのために、
天地と一体になって、エネルギーの導管になるのよ。
すると、
イラない、余計な感情が一切なくなるの」

 

エレナ
「感情がなくなる?」

 

ジュンコ先生
「そう、これが『個人セッション』で、
もっとも大事なことなのよ」

 

エレナ
「ジュンコ先生の私情を
入れてはいけないということですか?」

 

ジュンコ先生
「その通り。
感情を抜くことで、感覚だけが研ぎ澄まされる
相手が発する音を正しく受け止めることで、
いい話し合いができるのよ・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

肥後橋&神楽坂・練習会 無事終了。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
教師の方々、お疲れさまでした。

肥後橋・練習会
ビギナーさんのための音楽体操、良かったみたいね。
「みんな、驚くほど、変わっていった・・・」
BY ヒデ
発見も、たくさんあったようで、良かった。

神楽坂・練習会
参加者の方々が、終始良い状態で、ビックリ。
こりゃ、良い練習会だわ。
でもね、もっとレベルアップしていけるよ。
教師の方々、がんばろうね!!

それにしても・・・
ポジションを変えて観るって、勉強になるわぁ。

「嫌がらず、怖がらず(!?)
エレナと踊ってくださって・・・ありがとう!」
BY エレナ

「新参者のぼくを、
あたたかく迎えてくださってありがとうございました。
非常に得るものが多く、勉強になりました。
皆さんの真剣さにも、感動しました
一旦、大阪に帰って、また参ります。
どうぞよろしくお願いします」
BY ミキヒコ

 

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コメント1件

 sugichan | 2017.06.05 23:05

二日間で12時間!
めっちゃハードやったな、神楽坂練習会。
教師の方々の進化が一段と進んでました。
一緒に踊っていると感じられて、すごく得るもの多いです。みんなつられて上手くなっとるやん❗
ありがとうございました❗

エレナちゃん、かわいかったな(^_^)
でもダンス歴浅いっていってたのに、あのダンスずるいな(笑)
大阪ちゃんと帰れたかな?
また来てな❗

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