美ボディケア
2018-10-18(第4287話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.9 アーム&ハンドの新境地(10)~翼感覚のための拮抗筋〜
社交ダンサーのみならず、知っておきたい
アーム&ハンド基礎知識
筋膜のお話が、もう少しあります。
Q
「アナトミー・トレインのスパイラル・ラインにおいて
一緒に機能する筋肉で、
肩甲骨の位置を決定する際に
重要な拮抗筋(きっこうきん)の名称を答えなさい」
拮抗筋ってことで、答えるべき筋肉名は、2つ。
やや高度かな。
実践、やってみよう。
両腕を前に伸ばして、背骨から肩甲骨を遠ざける。
次は、
背筋に(肩甲骨を)近づけてみて。
前者は、外転。
後者を、内転という
(第4281話参照)
この2つの動きをするときに使っている筋肉だ。
答えは・・・
A
「前鋸(ぜんきょ)筋と菱形(りょうけい)筋です」
外転のときは、前鋸筋
内転のときは、菱形筋
を、それぞれ使用している。
ダンス・シーンでも、お世話になっている筋肉だ。
前鋸筋と菱形筋については、
メッチャ過去ブログで、以下のように紹介しているよ。
(第481話参照)
「両筋肉の釣り合い・テンションが、
いい塩梅のときは、肩甲骨の位置が安定し、
美しさと力強さを生み出すことが可能。
翼(つばさ)感覚を手に入れることができる」
ところが、ソンナコンナな良い状態を、
踊っている間じゅう、ずーっと持続させるためには、
前鋸筋と菱形筋という
狭い範囲内でのつながりだけでは、チョイと難しいんだ
ってあたりについてもこんな風に話している。
(第481話で)
「腕・手の使用・表現って、
多彩ですごく多くのアクションが可能だけど、
そのパフォーマンスの“質”には、多くの問題が残されている。
その理由は、ボディ(胴体)と、
腕のジョイント部位(つまり接点)が
意外や少ないためなんだ」
腕と胴体のジョイント部分って、
どこか、知っているよね!?
胸は、胸骨と鎖骨の接点である「胸鎖関節」
背中は、肩甲骨と胸郭のふれあい面である
「肩甲胸郭関節」
(第4281話参照)
以下、ブログの続き。
「肩甲骨はそのジョイント部の働きを務める
重要な“翼”だが、
肋骨の上にかぶさるように乗っかっているだけで、
骨的には胸部の
胸鎖関節(きょうさかんせつ)という部分ただ一点で、
ボディと接しているだけ。
ある意味、頼りないものなんだな」
そう!
頼りないし、腕だけでは、小さな仕事しか出来ない。
だから、良いパフォーマンスをするには
他の部位との連携プレー、
つまり、コミュニケーションがキモとなるんだ。
そのコミュニッケーションをやってのけるのが
「筋膜ライン」というわけ。
上記問いの中にある「スパイラル・ライン」を始めとする
筋膜ラインに目を向け、
そこでのつながりを強化することは、非常に有効だ。
ミニ・ミニ ボイス
大阪です。
急に、デトックス状態へ。
ちょいと、キツイっす。
久しぶりだもんなぁ。
ヒデくんが
美味しいうどんを作ってくれました。
塩たっぷりの酒風呂にも、入ります。
最近、改めてピューリファイ効果があると感じているのが、
髪のブラッシング。
地肌マッサージもかねてます。
イノシシ毛が、固めで、いい感じ。
ちなみに、ピューリファイとは、浄化です。
さて、
大阪、今月、初レッスンだぁ!
ラテン専科!!!
皆さんにお会いできること、楽しみです。
ダウンリズムで、
ヒップ・アクション、やりますよ。
よろしく。
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