美ボディケア
2018-10-10(第4279話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.9 アーム&ハンドの新境地(3)~ゼロ・ポジション〜
前回の続きです。
Q
「肩関節が、最も安定し、
肩の筋肉の緊張が取れるポジションを何というでしょう?」
A
「ゼロ・ポジションです。
肩甲骨の肩甲棘(けんこうきょく)と、
上腕骨の軸が一直線上になるポジションです」
肩甲棘とは、肩甲骨の上部に
ほぼ水平に走る隆起(りゅうき=高く盛り上がっている)
その隆起部位と上腕の軸がすーっと繋がる方向
・・・それがゼロ・ポジション。
ゼロ・ポジションでは、
肩を支えているローテーター・カフの張力が釣り合い、
肩にとって
「あぁ楽チン!」な、状態になると言われている。
医療の現場では
上腕骨や肩甲骨、鎖骨の骨折などの、整復に使用。
このポジションに固定することで、治りが早いという。
また、すごい肩こりのひどい人が、
このポジションに腕を持っていくだけで、
楽になる・・・なんてケースもあるそうな。
スポーツのおいても
野球の投球
テニスのサーブ
バレーのトス、アタックetc.
いいパフォーマーンスができる腕の位置として、
知られているよ。
あ、それから、
うれしい時は、知らず知らず、
ゼロ・ポジションに腕を持っていく現象も(!?)
ジュンコ・メソッド的にも、
フレーム作りやア-ム・アクションの
大いなるヒントになるからねぇってことで、
重要視している「腕の置き場」だよ。
では、改めまして、
ゼロ・ポジションって、どこなのか?
どういったポジジョンなのか?
を、体感していただこうかな。
うれしいなって気分になって、
バンザーイをやってみよう。
次に、
やはり、うれしいなって気分で、
ガッツポーズ!
今度は、
両手を組んで頭の後ろに持って行って。
ハンモックの上でくつろいだ気分でね。
はーい
今、やったのが全てゼロ・ポジションだよ。
フレーム作りの際
「真横ではなく、少し前に両腕を出す」
というテクニックも、
このゼロ・ポジションの応用だ。
バンザーイから、
腕を下に下ろしてきた辺りでフレームを作ると
“長持ち”するよ。
ミニ・ミニ ボイス
本日“東京”スタン&ラテン専科です!
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。
スタン専科、ダリエンソ・タンゴ、少し進みまーす。
超・基本フィガーだけど、技ありだよ。
仲間力で、がんばろ!
ラテン専科は、フィガーは据え置き。
ラテン的カラダの使い方の基本に重点を置き、
アマルガメーションを見直していきます。
よろしくお願いします。
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