美ボディケア
2018-10-09(第4278話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.9 アーム&ハンドの新境地(2)~アーム&ハンド基礎知識〜
前回の続き。
社交ダンサーのみならず、知っておきたい
アーム&ハンド基礎知識、続きです。
Q
「腕と手を合わせて “上肢(じょうし)”と言います。
上肢だけだと、腕を動かすことはできません。
腕を動かすために、
上肢はどことつながっているでしょう?」
上肢とは、上腕と前腕と、手の部分。
質問は、上腕骨の端、骨頭と呼ばれるまぁるい部分が、
どことつながっているか?
ていうことだ。
実は、これ、ヒデくんからの質問だったんだ。
ヒデくんは、こう尋ねた。
「腕が、胸鎖関節からっていうのは、
触れることができるし、わかりやすい。
でも・・・ここ(上腕に触れながら)って、
どこに、どうやってくっついてるのん?」
答え
A
「上腕骨は肩甲骨につながっています。
つながり部分は、肩関節になっています」
さぁさ、イメージできるかな?
さっき言ったように、上腕骨の先っぽは、丸いんだ。
そう!
サーティーワン・アイスクリームみたい。
肩関節は、
その丸い骨頭を、
肩甲骨の関節窩(かんせつか)という
“くぼみ”が受け止めているといった構造になっている。
そのくぼみが、受け皿になっているわけだが、
クリンと丸く、やや大きめの骨頭を受けるには、
受け皿は「浅く、小さい」
つまり・・・
肩関節は
大きく、丸い、骨頭と、
小さく、浅い、受け皿(関節窩)から成っているため
動きの自由度は、高いけれど、安定性に欠けるんだ。
ゆえに、様々な障害(四十肩、五十肩、脱臼など)が、
起きやすい。
まぁいや、肩って痛めやすいということね。
このことを押さえておいて、次の質問。
Q
「肩関節の動的安定性を担っている
4つの筋肉をなんというでしょう?」
これ、随分前のブログに登場しているんだけど、
覚えているかな?
A
「ローテーター・カフです」
ローテーターは、ローテーション
カフは、包み込む
ローテーター・カフは、
回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)
4つの名称などの説明は、第167話をご参照くだされ。
次の質問は、重要だよ。
Q
「肩関節が、最も安定し、
肩の筋肉の緊張が取れるポジションを何というでしょう?」
このポジションでは、
上記ローテーター・カフの張力が釣り合うと言われているんだ。
さて、答えはわかる?
A
「ゼロ・ポジションです。
肩甲骨の肩甲棘(けんこうきょく)と、
上腕骨の軸が一直線上になるポジションです」
これ、実は、大事な知識につき、次回に続きます。
ミニ・ミニ ボイス
おこもりで仕事中。
カラダとセイシン、リセットしています。
これも大事な仕事なんだ。
ホンマ、
リセット&ピューリファイは、
絶対必要になってきた感がある。
目や耳、肌や声帯・・
そして、脳みそを、洗わなきゃ。
洗うとクリアになるもんね。
どれが「主」で、どれが「従」か
どれが「因」で、どれが「果」か
何が大切で、何がそーでないか、
新たな感覚で捉えることができるんだ。
さて、本日、ヒデくんと再会予定。
大阪・報告、楽しみです。
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