美ボディケア
2016-07-07(第3453話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.8 胸郭にエンジンを!(4)~介護・医療の分野に、興味あり。〜
ブログやボイスでちょくちょく報告しているように、
毎月“東京”に行った際、某介護老人施設で、
レクレーションのお手伝いをさせていただけるようになった。
ダンス関係者以外、
高齢者の方と出会う機会もなかったワタシにとっては、
今まで、テレビの中だけでしか
触れることのなかった遠い世界だった。
たくさんの要介護のご老人を目にした時、最初は、
「あぁ、これは特別な場だな」
と思った。
が、しかし、
どんな場に行っても
「社交ダンス教師目線」なるものが、
自動的にスイッチ・オンしてしまうもん。
で、
情報収集が始まる・・・
「認知症」という病気について、
ほとんど何も知らないことが、
かえって良い方に働いたのかもしれない。
まんま、目に飛び込んできたものを、感じていた。
で、病状云々よりも気になったのが、
ご老人たちの「姿勢」だった。
ここで言う「姿勢」は、大きく2つある。
1つが、見た目で捉えることができる、
いわゆる肉体の姿勢。
2つ目が、内的姿勢ともいうべきもの。
その内的姿勢の現れは、
個人の周りに「気配」を生み出す。
コッチの姿勢は、
「観る」というより「感じる」という言葉が適切だろう。
要介護のご老人たちの肉体姿勢は、良く、ない。
背中が丸く、カラダ全体が落っこちている。
首も前に垂れ、骨盤後傾・・で、
グデン、と車椅子に体重をかけて座っている。
「高齢者でご病気なのだから、当然でしょ?」
という声がもっぱらだろうが、
ワタシ的には、そーは、思っていないため、
(姿勢は)非常に気になる。
が、その肉体姿勢よりも、さらに、気になるのが、
内的姿勢、「気配」だ。
こっちの方が、ずっーと、良くない。
元氣がない
氣力が見えない
悲壮観
孤独感
という「気配」に包まれている人もいるが、
ほとんどは、それさえも見えない。
ひょっとして、人としての「気配」を作る「氣」さえも、
枯渇している状態!?
てな感じなのだ。
これは由々しき問題だと思った。
さて、
内的姿勢と肉体姿勢は、繋がっている。
どちらかが変わることで、
両方の改善に導くことができる。
ポイントは、ズバリ
「胸郭」
この胸郭こそが、
肉体の姿勢と内的姿勢、両方の要(かなめ)だ。
要介護のご老人の胸郭は、固まりまくっているはずだ。
しかも、固く締め付ける形になって、固まっている。
これでは、絶対に、いい姿勢にはなれない。
だから、元氣になれない。
元氣になれないから、病気なのだ、と思った。
「老人の方の胸郭は、
そりゃぁ、固まっていて、当然でしょ?」
スキッと綺麗なんて、それは無理でしょ」
という声が上がるかもしれない。
この辺り、
意識改革が必要・・・と、ワタシは思っている。
そして・・・
ミニ・ミニ ボイス
“東京”ラテン専科終了!
体幹部を使って踊れる方が増えてきましたねぇ。
ちょっと、ビックリです。
素直な動きって、ほんま、ええですね。
カラダの引き込み
カラダの計算
背骨のユルミ
動きをずーっと切らない・・
本日
アドバイスの一部です。
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